「案ずるより産むが易し」と簡単に言うが。 2016-06-07 18:56:09 | 法話 思い知られよ己が身の誕生の日は母苦難の日、と。当たり前のように誕生日は当人を祝ってもらう日となっているが、よくよく考えたらその日はかつて母親が命を懸けて産んでくれた日にて。なれば自分を祝ってもらうのではなく改めて母親にご恩を報ずる日とするが本当の誕生日のあり方ではないのかな。
「人は誠でなければあかん」が父の口癖。 2016-06-07 11:44:55 | 法話 豊臣、徳川に仕えた藤堂高虎公は晩年眼病で失明を。二代将軍秀忠公は高虎公の為に歩き易いよう江戸城を改築。「何故貴殿の為にそこまで」と問う大名達に「知らん。唯わしは誰よりも早く登城し、誰よりも遅く下城してきただけだ」と。人がそう動いてくれるには理由がある。人を動かしたくば人に感動を。
楽して益を得られる世界などない。 2016-06-07 05:24:05 | 法話 あるドクターに「人体の何%位把握出来てますか」と。「数%かな、後は手探り。細胞分解した状態で目の前に置かれ、人間作ってみろと。無理ということは把握出来てないということ」と。先日檀家がドクターに怒られたと。「暴飲暴食止めんが体治せやと、私に何を期待しとるんか」と。神仏願掛けも同じ。