1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

伝統とは国の遺産相続にて。

2016-06-29 17:04:11 | 法話
高野山は本山金剛峯寺、各寺院の屋根は殆どが瓦ではなく桧皮葺き(ヒノキの皮作り)。1度葺(ふ)いたら50年は持つと言われているが、必ず20年に1度はやり変えるとの事。そうです。50年では継承者育成が出来ないから。技術を絶やさず後世に残していくとは大変な苦労が。国を支える柱は人にて。

人間関係希薄な世の中に。

2016-06-29 11:31:50 | 法話
銀行のATMで若者が処理後通帳を凝視しながら少し離れ立ち止まると後ろに並んでいた爺様が「んっ」という顔で「あんた、もう終わったのか」と。問われた事を気付いていながら無言の若者にいきなりMaxで「返事せんか、このボケ」と怒号を。返事しない若者、すぐキレる年寄り。現代社会の縮図だね。

努力をした人は後悔は少ない。

2016-06-29 07:57:59 | 法話
夫に子種が無いと検査結果が出た2組の夫婦。その後1組はその土地を縁に命が授かることより3年もの間氏神へ日参。1組は先祖の力をと菩提寺へ10年間日参。結果2組共子宝を。仮に授からなかったとしてもやるだけの事をやった人は「何であの時努力を」などの後悔は残らない。愚痴る前にまず行動を。