1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

勉強が出来るから、仕事が出来るとは。

2016-06-20 17:04:18 | 法話
ある銀行では新入社員全員に1週間掃除をさせるという。掃除をさせればその人間が仕事が出来るかどうか大方判断が付くと。人間判断と言えば、信長公。「誰かある」の声で家来が「何か」と。「もうよい」と信長公。これを繰り返す中、森蘭丸だけが小さなゴミを拾って下がったという。使える人間の発掘。

知ったかぶりは自他共にマイナス。

2016-06-20 10:58:20 | 法話
「知らんものは知らん。出来んものは出来ん」とさらけ出す勇気を。知ったか振りは人から新たな知識も貰えんし立場によっては人の人生をも狂わすことに。武者小路実篤は「桃栗三年柿八年達磨は九年俺一生」と。「人は一生掛けても悟りに至る事なんて出来ん。だからこそ謙虚に」と。親鸞さんも同じ事を。

地獄極楽恐れるなら恐れない生き方を。

2016-06-20 05:56:38 | 法話
寺本堂には畳一畳ほどの地獄絵図が。それを見た子供達が「本当に閻魔大王っているの」と。「さあ、死んだことないからな。でも本当にいたらどうする。その時はもう間に合わんぞ。だから今の内に人に優しく、親孝行をしておけ。したら閻魔がおっても慌てることはない」と。この言葉は子供達には影響大。