1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

あなたの物は私の物。私の物は私の物。

2016-06-16 17:19:31 | 法話
義親に気を遣う生活なんて、と。あなたの親はそれをして、ね。子供に時間を取られる生活なんて、と。親に時間を取らせたあなたが、ね。最近の運動会は近所の老人の苦情で応援合戦がないと。自分の子育て時は大声で、ね。自分さえ良ければ、か。多くの自分さえ良ければの中では、潰し合いが起こるだけ。

親元こそが我が故郷。

2016-06-16 11:50:03 | 法話
琵琶湖の鮎は春には必ず生まれた瀬に戻る、の言葉は家康公に引退を命じられた三成公が淀君に告げたもの。その後関ヶ原が。わが子はいずれ巣立つ。が羽休めに戻って来れる場所はやはり親元。駆け引きなしに愛情を注いでもらった童の頃の思い出は決して消えない。いつでも子が戻って来れる場所を、親は。

プライドが服を着て歩いてるが人間。

2016-06-16 06:27:49 | 法話
人に注意されて腹が立つ時は身に覚えがあるから。身に覚え、または自覚がなかったら腹は立たない。が自覚のない人は少々厄介。自分の欠点を面と向かって言われたら人は聞く耳を持てないもの。しかし不特定多数への注意なら「自分もかな」と素直に照らし合わせることが。法話がそれ。個人攻撃はあかん。