1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

世代交代は先代が元気なうちに。

2016-06-10 17:17:14 | 法話
秀忠公が「大名達は上様、上様と言っとるが心は皆駿府(家康)に向いておる。だが10年も言われ続ければそれなりの姿に」と。世代交代は親が元気なうちにするが正解。従う人達も後ろに先代が控えておると思えば安心して従う事が。世継ぎはその間に大いに失敗し、恥をかいて本物に仕上げることが大事。

掛け算出来にゃ、高等数学は解けん。

2016-06-10 12:40:40 | 法話
基礎なる力を苦労して体得しようともせず高給料だけを望む若者に「ある国の愚かな国王が隣国に招待され城の最上階へ。そこからの眺めに感銘し『自国にも建てよ』と。数ヶ月後視察に赴いた国王は家臣に『わしは最上階だけ建てよ、と命令したんだ』と。基礎工事を成し1階建立中の様を見て激怒」の話を。

親といわれる立場の人は心に鬼一匹を。

2016-06-10 06:24:50 | 法話
今日だけ、と奥さんの懇願でご主人会社を休み学校へ。教室では授業中なのに生徒は席を離れ勝手放題、参観の母親達は井戸端会議を。その状況に呆れ主人「こんな授業見に来たわけじゃなかぞ」と一喝。参観後先生に「モンスターは弱い先生にしか文句は言わん。親の顔色伺うよりも子供の将来の為鬼に」と。