1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

地球は人間だけが生活しているわけじゃ。

2016-06-06 16:53:16 | 法話
地球上で人類が生活を許可されている領域って何処までかいな。自力で呼吸が出来る範囲かな。じゃ上は8848mのエベレスト、下は素潜りが出来る深さかな。その範囲内でも他の命との共存。領域外においてはどうしても踏み込まないけん用事があるなら、そこで生きている命に迷惑を掛けたらあかんよね。

幸、不幸は表裏一体。

2016-06-06 12:15:43 | 法話
「縁起よい言葉を」と求められ住職が「家の外ぐるりと囲んだ貧乏神」と。憤慨して文句言うと下の句に「福の神外へ出られず」を添えられ一言半句返せず。災い転じて福となすだね。逆もまたしかり。おみくじの大吉は後は落ちるだけ。順風満帆の時にこそ油断の心に魔の手が忍び寄る。余裕ある内に備えを。

葬儀法話は故人の最後の説法を坊主が代理で。

2016-06-06 06:01:17 | 法話
通夜葬儀説法には必ず「母死んで拝む両手があるなら生きてる内に肩一つ揉め」の言葉を。死後に手を合わせ線香、誰でも出来る。が老いた親を見るは大変。我がままに加え、下の始末まで、汚い。だけどそんな体に誰がした。産んで育ててもらって家の為に尽くしてきた挙句の果ての姿がそこに。今一度心に。