1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

知識は学問から、知恵は経験から得る。

2016-06-24 17:54:20 | 法話
昨今は器械で水脈を見つけ井戸を掘っているがそれでもなかなか探し当てるのは難しい。以前水脈に当たらんと嘆く社長に「昔ながらの方法だよ。晴天の日の夜、漆塗りの重箱を逆さにして掘りたい位置に何箇所か置いてごらん。朝重箱の内側に水滴が付いていたらその下に水脈が」と。見事。老人の知恵は宝。

考え方が固まってしまわない内に。

2016-06-24 12:24:11 | 法話
諺「三つ子の魂百まで」が示すように幼少教育は人格に多大な影響を。だが先日専門家が本当の人格は16歳から20歳の間で出来上がると。15歳までの教育を基に自己完成の確立へ自らが進むと。自己完成次第によっては柔軟な対応が出来ない人間も。なれば未完成の内に出会っておいた方が良い縁も多々。

土俵に上らんと相撲は取れん。

2016-06-24 06:33:21 | 法話
おぎやはぎの矢作さんは英語が話せると嘘をつき外資系の会社に採用。寺尾聰さんは馬に乗れると黒澤明監督に嘘をつき採用。「嘘も通じるばい」と。いやいや社長も監督も海千山千の方々にて、その目は節穴じゃ。「この男なら必ず仕上げてくる」と見抜かれてのことだと。初めから諦めの心では使い物には。