妻の両親を我が家で面倒見る事が決まった時に娘が「何故」と。「嫌か」と聞くと「私は嬉しい。だけどお父さんの負担が」と。「母さんは女性だけの姉妹だろ。そんな家庭の娘をお嫁さんに貰おうとする男性は、妻の両親を見る腹がないんなら初めっから結婚しようとは思わんことだな。そう思わんかい」と。
日本と外国では商談の考え方が全く違う。特に追加注文。日本はラッキーと割引をするが、外国では「もう利益は得た。これ以上働けと言うなら倍出せ」と。「ウサギとカメ」の話も。外国ではウサギを起こさなかったとカメを痛烈批判。これ程の見解不一致。余程話し合わんと折り合いはつかん。外交は大変。
人は追い込んでも、追い込まれてもあかん。人間は基本弱い生き物。弱いからこそ強がって見せる。存在が大きければ大きい程そのような態度に。昨年四国巡拝の折、札所のお寺で歩き遍路の清原さんと遭遇。声は掛けなかったが足を引きずるその姿は真剣。何かを絶とうと葛藤していたのかな。今思うと、ね。