1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

偉そうにしても所詮男性は女性の腹から。

2016-06-17 17:35:20 | 法話
違うんだよな、特別なんだよな、女房殿は。現役の時は偉そうな態度だったご主人も、定年後はかなりの確率で立場が逆転。その現役の時の態度も所謂「甘え」、寂しんぼちゃんだからね、男性は。人生は必ず放物線、帳尻が合うようになっとる。檀家の奥様方には「愚かな、と今少し辛抱を。捨てんでね」と。

死んだ人間は歩いて火葬場には行けん。

2016-06-17 12:15:19 | 法話
結婚もせず好き勝手に生きてきた兄の言葉にブチ切れた妹さんがお寺へ。「俺が死んだら骨は川に捨てろ。誰にも迷惑は掛けんと。冗談じゃない。誰が捨てに行くの。後味の悪い。身内が無視したとしても、警察、検視のドクター、火葬。人は誰1人として人に迷惑を掛けずに死ねる人なんていない」と。正解。

釈尊、達磨、各宗祖。皆生きて、死んだ。

2016-06-17 06:29:31 | 法話
江戸時代禅僧良寛さんが晩年癌で苦しんでいた時「あなたのような高僧が何故」との信者問いに「裏を見せ表を見せて散る紅葉」と辞世で。曹洞宗開祖道元さんも晩年皮膚癌に。私の父も癌で。その時一部の心無い人が「あれだけ信仰してもこんな病気に」と。信仰してたら死なん、とでも。大事なのは生き様。