1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

何もかんも投げ出したい時ってあるよね。

2016-06-01 18:00:05 | 法話
家族問題に対し老いた母親が「私はもう知らん。後は死ぬだけ」とその投げやりな言葉に情けないと娘が。「それは婆ちゃん可哀想かな。若い時には背負えた荷物が、今はもう背負える精神力も体力もなかとよ。そんな風に思いなんな。家族の幸せを願わん親はおらんよ」と。親が「もう」と拒否する理由は何。

昔話は老若男女、いずれの世代にも教訓を。

2016-06-01 12:26:01 | 法話
2月の伝統行事に節分が。鬼の訪問「鬼門」は牛寅の方角、北東。魔がこの方角から入るということで魔「ま」を滅「め」っするという意味から「豆」を撒き始めた。が、形がないと実感が。そこで牛寅、角をつけて虎のパンツを。室町時代は豆でなく桃を。そこで鬼退治の桃太郎伝説が。人の心を育てる方便。

固定観念が人の足を止める事に。

2016-06-01 06:06:04 | 法話
「一流大出て一流企業」洗脳のように言われ続けた青年が就職で初めて挫折。「印象派のゴッホは数千点の作品の中にひまわりがあるが被写体には何の意味も。それが薔薇でも、百合でも。要は技法だ」と。「わかった、畑だね」と。「そうだ、畑は何処でもいい。その畑で君が何を磨き実らせていくかだ」と。