1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

口から出る言葉でその人間の人格が。

2016-06-11 18:11:30 | 法話
家康に仕えた本多重次(鬼の作左)という武将が「趣味と服装を見ればその人間の心根がよくわかる。その最たるものが言葉遣い」と。確かに心の中にないものは絶対表に出てくることは。「嘘をつく者は人も嘘を」と。「自分がそうだから恐らくあの人も」と。言葉は自らの心根を世間に露見してるのと同じ。

お年寄りの頭は宝の宝庫。

2016-06-11 12:06:49 | 法話
金剛寺はお節介な優しい老ドクターがいて「住職、うがいは喉の血流を良くする為にガラガラと音を立ててせい。オナラを止める時にキュっとケツの穴を閉じるじゃろ。その開閉を繰り返す行為で前立腺が鍛えられる。コーヒーは肝臓機能促進に効果があるんじゃ、必ず飲め」と。有難いね。貴方も如何ですか。

我慢する必要のない人生を送ってきた人は。

2016-06-11 06:52:29 | 法話
わが寺は四国巡礼中は全日程が酒、煙草は禁止。巡拝は基本空海修行の追体験。よって不平不満をこの地に落とす事ならずが原則。以前何番札所かで遭遇した老男性が「飯が不味い、布団が古い」など不服を。それに対し連れの方が「セレブ旅行なら別の機会に」と苦言を。物見遊山とそうでない方の差かいな。