1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

子供の口を止める母親。

2016-06-03 16:48:51 | 法話
以前うつ病患者が次々来寺。皆30才以上の男性で付き添いはいちいち横から口を挟む母親。「ちょっと黙らんですか。本人に話を聞いとる。この子がこうなった理由がよくわかる。君な、日常ゆっくりと深呼吸を。脳内からセロトニンが出てやる気が起こる。医学会が発表した。釈尊が示した禅の道だよ」と。

騙される側にも責任あり。

2016-06-03 12:21:43 | 法話
「数十万、数百万と布施積まにゃ災難に遭うぞ、病気になるぞ、命を落とすぞ」と。「ちょっと待て、ちょっと待て、お坊さん。本来布施って何ですのん」って話。となると救われる人は基本お金持ちだけかいな。釈迦も、達磨も、各宗祖も、脅して導いたなんて話、聞いたことないがな。導かれる側も考慮を。

礼節を重んじていた日本人は何処へ。

2016-06-03 06:46:35 | 法話
四国では地元の方が巡拝者に食べ物を分けてくれるお接待という風習が。ところが最近そのお接待をされる方々が極端に減少。理由は巡拝者のマナーの低下とか。捨て散らかしたゴミは地元の方々が後始末を。神社仏閣参拝は観光が目的。手も合わせず、賽銭も打たず、おみくじだけ。日本人の礼節心は何処へ。