イエス・キリストに敵対する偽りの宗教指導者のパリサイ人たちは、「あなた（イエス）の証しは真実ではありません」と反論し、かつ、「わたしたちはアブラハムの子孫」、「わたしたちには、一人の父、神がいます」等々と言いながら、イエスが繰り返し伝える真理を理解しませんでした（ヨハネ８：１３，３３，４１）。続いて、イエス・キリストは下記のように、パリサイ人たちに真理を証しされました。イエスの真理の証しは明快であり、かつ、悪魔サタンはどのような者であるかも証しし、パリサイ人たちは悪魔サタンからの者であることを証しされました。
「イエスは彼ら（パリサイ人たち）に言われた、「もし神（エホバ）があなた方の父であるならば、あなた方（パリサイ人たち）はわたし（イエス）を愛するはずです。わたしは神（エホバ）のもとから出ているからです。そしてわたしは決して自分の考えで来ているのではありません。その方（エホバ神）がわたし（イエス）を遣わされたのです。わたしが話している事柄（真理）があなた方に分からないのはなぜであようか。それは、あなた方（パリサイ人たち）がわたしの言葉を聴くことができないからです。あなた方（パリサイ人たち）は、あなた方の父、悪魔からの者であって、自分たちの父（悪魔サタン）の欲望を遂げようと願っているのです。その者（悪魔サタン）は、その始まりにおいて人殺しであり、真理の内に堅く立ちませんでした。真実さが彼（悪魔サタン）の内にないからです。彼が偽りを語るときには、自分の性向のままに語ります。彼（悪魔サタン）は偽り者であって、偽りの父だからです。他方、わたし（イエス）は真理を告げるので、あなた方はわたしのことば（真理）を信じません。あなた方のうちのだれが、わたしに罪があると証明するのですか。わたしが真実を話しているなら、あなた方がわたしのことば（真理）を信じないのはどうしてですか。神（エホバ）からの者は神の言われることを聴きます。あなた方が聴かないのはこのため、つまり、神（エホバ）からの者ではないからです」(ヨハネ８：４２～４７）。
上のイエスの証しの言葉を熟読してくだされば幸いです。イエスの教えの真理は、悪魔サタンがどのような者かを明らかにし、かつ、イエスに敵対するパリサイ人たちは悪魔サタンからの者であることを証しされました。このことは、聖書が証ししている「大いなるバビロン」・「大娼婦」の偽りの宗教帝国は、悪魔サタンからの者であるゆえに、神エホバから間もなく処断されます(啓示１７：１～６；１８：１～２４）。ですから、神エホバは「大いなるバビロン」・「大娼婦」から出なさい、と勧めています（啓示１８：４）。あなたも、真理を聴き、ご理解をされる方のお一人であれば幸いです。
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