聖書預言の大患難のフィナーレであるハルマゲドン(マタイ25:46.啓示16:16)が生じる前に、イエスの預言の天界の異常現象(マタイ24:29)、人々が「羊」か「やぎ」かを分ける裁き(マタイ25:31~33)をお伝え致しました。さらに、聖書のエゼキエルの預言には、マゴグのゴグ(悪魔サタンの支配下の諸国家)による神エホバの民への攻撃が生じることが、下記の通り預言されています(エゼキエル38:2,11,15,16)。しかし、その神エホバの民への攻撃は、神エホバの激怒を買い、神エホバに依ってご自分の民は保護されます。
マゴグのゴグ(悪魔サタンの支配下の諸国家)は、油注がれたクリスチャンたちの残りの者と、その仲間のほかの羊のクリスチャンたちを攻撃します。エゼキエルの預言は、次のように記しています。
「人の子(エゼキエル)よ、あなたの顔をメシエクとトバルの長の頭であるマゴグの地のゴグに向け、これに向かって預言せよ」(エゼキエル38:2)。
「あなた(マゴグのゴグ)は必ず言う、「わたしは無防備の田園の地(神エホバの民)に攻め上る。わたしは騒乱のおそれもなく、安らかに住んでいる者たち(神エホバの民)のところに入って行く。彼ら(神エホバの民)は皆、城壁もなく住んでおり、(防備の)かんぬきも扉もない」(エゼキエル38:11)。
1914年に天に設立されている神の王国政府の支配に対するこの地上の神エホバの民への攻撃は、油注がれた残りの者とほかの羊対して、悪魔サタンが諸国家を用いて行う最後の戦いとなります。偽りの宗教組織がすべて崩壊し、神エホバの民が霊的に繫栄し、「城壁もなく・・・(防備の)かんぬきも扉もない」状態で住んでいるように見える時、悪魔サタンは絶好の機会と見ます。悪魔サタンの配下にある邪悪な者たち・諸国家を駆り立てて、神の王国を支持する神エホバの民に対する総攻撃に乗り出すように仕向けるのです。
エゼキエルは、何が起きるかを説明しています。マゴグのゴグに関する預言にはこう記されています。「あなたは、必ずあなたの場所から、北の最果てからやって来る。あなたと、あなたと共にいてすべて馬に乗る多くの民、大いなる会衆、おびただしい軍勢とは。そしてあなたは地を覆う雲のように、必ずわたし(エホバ)の民・・・に向かって攻め上って来る」(エゼキエル38:15,16)。この防げないように見えるゴグの攻撃に対して、神エホバはどのようにご自分の民を保護されるのでしょうか。神エホバは、「わたしの激しい怒りがわたしの鼻の中に上る」と宣言し、「わたし(エホバ)は・・・剣を呼び起こ」す、と述べておられるので、神エホバご自身が敵から保護し、救出してくださるのです(エゼキエル38:18,21)。さらに、神エホバはこのように宣言しておられます。「万軍のエホバはこのように言われたからである。・・・「あなた方(ご自分の民)に触れる者(攻撃する者)は、わたし(エホバ)の目の玉に触れているのである」(ゼカリヤ2:8)。この、神エホバの言葉通り、神エホバが素早くご自分の民を保護し、救出されるのです。神エホバは地上のご自分の僕たち・民のために必ず介入されます。その神エホバの介入こそが神エホバのハルマゲドンの戦いです(啓示16:14、16)。あなたも、聖書預言の進展に注意深くあり、霊的に目覚め、用意の出来ていることを示す方々のお一人であれば幸いです(マタイ24:42~44)。
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