聖書の伝道の書の結論には、「まことの神(エホバ)を恐れ、そのおきてを守れ、それが人の務めのすべてだからだる」と、記されています(伝道の書12:13)。「まことの神エホバを恐れる」とは、病的な恐れではなく、まことの神エホバへの「健全な恐れ」のことです。例えば、広大な宇宙の広がりと、そのすべての法則を創造し、その広大な宇宙の中に太陽系を創造し、人が住むために美しい惑星地球を秩序正しく創造し、そこに人間を「神の像(かたち)」に創造された深遠な創造の業に、畏怖の念を抱き、深い感謝の念がわき起こるのは、偉大な創造者エホバ神への健全な恐れの表われの例です(創世記1:1,26,27.伝道の書12:1.イザヤ45:18)。また、人間の体の造りを科学的に調べると、そのくすしい造りに畏怖の念を抱くのは、比類のない愛と公正(義)と知恵と力と命の源の神エホバに健全な恐れを抱くことになります(詩編139:14~16)。
聖書の箴言には、宝を捜し求めるように、「耳を傾けて(神エホバの)知恵に注意を払い、心を(神エホバの)識別力に傾けるなら、さらに理解を求めて呼ばわり、識別力を求めて声を上げるなら」、「そのとき、あなたはエホバへの(健全な)恐れを理解し、まさに神(エホバ)についての知識を見いだす」と、記されています(箴言2:1~5)。私たちが神エホバへの健全な恐れを抱くなら、神エホバが実際的な知恵と知識と識別力を与えてくださるのです(箴言2:6,7)。、
伝道の書12章13節や、箴言2章1~7節に示されている通り、私たちが神エホバへの健全な恐れを抱き、廉直な者として歩むなら、私たちが人生の目的を見いだし、実際的な知恵と知識と識別力を神エホバが与えてくださるのです。それは快い道、平安の道、命の道となるのです(箴言3:13~18)。
聖書の箴言の書には、次の保証の言葉が記されています。「エホバへの(健全な)恐れには強い確信が宿り、その子らのために避難所があることになる」(箴言14:26)。
私たちが、偉大な創造者エホバ神への健全な恐れを抱くなら、神エホバから出る、知恵と知識と識別力を与えられ、み言葉の真理を理解し、み子イエスを通して与えらた神の王国の真理の希望に確信が宿り、その保証された希望に堅く立つことができるのです。あなたも神エホバへの健全な恐れを抱く方のお一人であれば幸いです。
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宇和島市の三好造船所の「クレーン」
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