きのうの女子バレー、日本がブルガリアに0-3でストレート負けした試合で、両チームの監督のコメントが新聞に載っていて面白かったです。
勝ったブルガリアチーム監督のコメント
「大切な試合に勝つことができてよかった。日本はとても強いが、ストレートで勝ててうれしい」
負けた日本監督のコメント
「セッターとアタッカーのコンビネーションが合っていない。全然駄目。宮下も橋本も練習通りのスピードのトスを、上げていない」
どうでしょう。
勝ったチームにも課題はあったろうけど、それを記者に言う必要がないから、あえて言わない。
相手チームを気遣う余裕も見せつつ、強豪にストレート勝ちしたと主張している。
いっぽう負けたチームのコメントは全部内向き。
身内を名指しで酷評し、それが新聞に掲載されて何かチームにいいことあるのだろうか?
次につながる発見や学びもあったはずなのに。
結果にこだわればこだわるほど、負けた時に、こういう思考回路になってしまう。
くやしいから。
でもそれは監督だけじゃなくてチーム全員そうだと思う。
大切なのは、この試合で何を学べたか、特に、練習でできていたことが、本番でなぜできなかったかを冷静に考えることだと思うんです。
試合直後にそういった事を踏まえてコメントができる監督が、いい監督なんだと思うんですよね。
同じ日に世界陸上が、ありました。
男子200メートルに出場した飯塚翔太選手が、準決勝に進んだときのコメント。
「昨年のロンドン五輪は予選敗退でした。それでも、得たものは大きかった。大舞台を経験することで、気持ちの持っていき方がわかり、スタートラインに立った時に緊張をコントロールできるようになった」
これは大きな収穫ですよね。
この人は負けた試合を通じて何かを得ている。
「あ、そうか」って。
こうありたいですよね。
北海道の姉がメロンを送ってくれました。
名前がすごいな。オレが食っていいのか。
いやもう甘みと酸味のバランスがすてき。
いままで食べたメロンの中で一番うまい!
ねえちゃんありがとう。