壮年の部にエントリーして4位でした。日比谷の教訓を生かして事前の糸のばしと調絃をしつこくやって、本番の音合わせを最小限にした結果、残り時間に余裕ができて落ち着いて弾けました。普段からやっておくべきことだと改めて実感しました。
舞台袖で出番を待っている間は緊張しました。でもそれを受け入れて弾くと最初から心に決めてました。
何とか乗り切れてよかったです。
演奏時のネガティブトークも以前よりかなり減りました。というか、冒頭の三枚撥を意識的に避けた以外は、なかったです。逆に終盤(まだ時間があるはずだ)と、頭の中でつぶやく自分がいて、落ち着いてまとめられました。
このへんは日比谷後に始めたメントレのおかげだと思います。
前回と比べて変われたか、進化できたかという点では、変われたと思うし、進化できました。
足りないのは、エネルギー。音圧。
間違えないように弾く、緊張しないように弾くところから、一枚殻を破って、外に出す力強さ、エネルギーみたいなものが足りない。爆発力というか、圧倒させる何か。
3位の方と0.06点差で、最初すごく悔しかったけど、じゃあ今日まで準備万端でやってきたかというとそうじゃないので、その差が出たのだと思います。
だからこそ毎日まいにち、一日いちにちを大切に過ごさなきゃいけない。暑いから、疲れたから、と日々の練習メニューを端折ったからこうなったのかな、と。
教訓にして、明日からまた変わっていきたいです。
名古屋大会実行委の皆さん、今年もありがとうございました。
実り多い一日でした。
群馬に帰ります。