普段はとても静かなところなのに、この町は、年に1度の夏祭りの2日間だけ発狂する。
「まつりだまつりだフィーバーフィーバー」ってあのかけ声、どうにかならんのかな。
正直「ばがでねの?」って思う。子供にマイク持たすなよ。
さて、
そのお祭りのイベント会場で三味線弾いてきました。
トルコアイスって知ってる?めちゃくちゃ伸びるやつ。
舞台からその屋台がよく見えて、MCのときに
「めっちゃうまそう!」
って言ったら、店主の外人さんがすごく喜んでた。
後でケバブを買いに行ったら、大盛りサービスしてくれた。
そのケバブが予想外にうまかったです。
舞台裏でそれを頬張っていたら、
演奏を聞いたお客さんが何人か立ち寄ってくださって、
「よかったよ」と声をかけて頂きました。
とてもうれしかったです。
音そのものが、直接人の心の届くというか、
津軽三味線ってそういうパワーがあるんだな、と改めて思いました。
やっぱり音色だ音色。
自分の中に何かが残ってる。
これはとても貴重な財産だ。
大事にしよう。
それとスーさん
いつもありがとう。
サイレント三味線の皮がハネたので、
三味線を車に積んで東京に行ってきました。
早い時間に出発すれば高速使わなくても1時間半で都心に行けることが判明。
まずは神田小川町の音福さん。
ザ・サイレントという音福オリジナルのサイレント三味線を試し弾きしてきました。
細棹と太棹、両方のタイプがあるそうです。
第一印象は
「軽い!」
消音性は抜群です。
皮を貼っているのではなく、板に貼り付けているので皮ハネの心配がありません。
気軽にその辺に置きっぱなしにしておけるのがいいですね。
たださわりはなく、コマも、木片が皮の上に貼り付けてあります。
これを普通の駒の形のものに替えると、もうちょっとリアル三味線ぽくなるかも。
近日、改良版のニューモデルが出るそうです。価格は5万円前後。
2件目はおなじみ町屋の「三味線かとう」さん
おかみさんがオレの顔を見て
「あらま」
だって。
ご無沙汰してすみません。
皮張りとカンベリ直し、糸巻きの調整と棹の歪みの補正、
胴掛けと根緒の交換、胴の中の電気系仕込みの取り外し
をお願いしてきました。
ってほとんどオーバーホールだな。
店内に台湾からの先客がいらしてました。
小比田さんのお弟子さんだとおっしゃってました。
流派的には同じ系列なので、一緒に弾けるかも。
いつかオレも台湾の小さなライブハウスで三味線弾きたいです。
ここでふと思い出した。
そういえば今日、地元のお祭りで
三味線弾くんだった。