山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

ボールラインアップの検討

2023-03-27 | ボウリング
 目標にしている大会まであと半年余りになりました。そこで使用するボールのラインアップを検討しようと藤川プロに相談しましたところ気持ちよく引き受けてくださいました。

 現在投球可能なボールは次の画像の8球です。



 当初はこれだけお渡しするつもりでしたが、折角ですから自分の為にもなるかと思って色々と情報を付け加えて分析してみようと思い立ちました。
 試合結果は「ボウリングの傾向と対策 Pro」というシェアウエアに入力しておりますので、ボール毎にデータを集計してラインアップ表にしてみました。



 数字だけ眺めていてもピンときませんので視覚化しようと思い、相関図にしてみました。

 先ずは、RGーアベレージの相関図です。



 RGとアベレージの相関関係はあまりないようです。ということは低慣性であろうが高慣性であろうが投げることができるということを意味しているのでしょうか。状況によって投げ分けができるということも意味しているのかも知れません。

 次に、MB(Mass Baias)-アベレージの相関図です。



 これも相関関係が無いようにも見えますが、ピン・ダウンにドリルしているボールを除外すると明らかな正の相関関係が認められます。

 これら2図を眺めていたら、ピン・アップにドリルしたもののアベレージが高いように思われましたので、ピン-アベレージの相関図も作成してみました。



 ピン・アップのボールがどのピン・ダウンのボールよりアベレージが高いといったことが一目瞭然の結果となりました。元々ピン・アップでドリルしたものをピン・ダウンも試してみようと思って変更したのがほとんどですが、それなりに使い易いなと思っていたので、この意外な結果に驚きです。ピン・ダウンのボールを使う局面が難しいレーンであることが影響しているのかも知れませんが結果は素直に受け止める必要がありそうです。
 その他、ストライク率、カウントなどの相関図も作成してみましたが似たり寄ったりでアベレージだけで十分ではないかと思われます。

 これだけでも自分の意外な面が覗けたように思います。これどう見ても走って切れる福岡プロが言っておられる「直線タイプ」ですよね。自分では曲線タイプと思うところもありますし、どちらか分からないというのが正直なところです。
 特にMB-アベレージの相関図からは、明らかに直線タイプの兆候が見て取れます。

 ということで今回単なる思い付きで色々と調べた結果、思わぬ収穫があったように思います。いわゆる好きなボールが必ずしもいい結果に繋がっておりませんし、それほど評価していなかったボールが実は好結果を生みだしていたなど意外な事実をあぶりだしてくれました。
 また、決めかねていた直・曲タイプにも決着をつけてくれそうです。そして何より無駄なボールを買わなくて済みますし、レイアウトも悩まずに済みます。

 さて、藤川プロからボールラインアップに関するご見解をうかがうのが楽しみです。それに従ってボールを揃えて行こうと思っております。




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