先日出た試合は多くの健康ボウラーが参加されておりました。同ボックスにも両隣のボックスにもいらっしゃいました。最近の試合はほとんど1レーン牽制で実施されております。しかしながら、そんなに多くはないのですが1ボックス牽制で投球されている方もいらっしゃいます。このように牽制ルールが混在していると無用なトラブルが発生することもあります。この辺りの事情は末尾の<参考>に当該過去記事へのリンクからご参照ください。
私も健康ボウリングからスタートしましたので、ある程度の事情は分かっているつもりです。健康ボウラーには老若男女色々な方々がいらっしゃいます。そしてボウリング歴も何十年から超初心者まで様々です。健康ボウリングのリーグ戦でも牽制ルールに限らず色々なもめ事が発生していると聞きますし、私も何度か嫌な思いをしたこともあります。
健康ボウリングを始めるにあたっては5日程度の健康ボウリング教室を受講されているはずで、そこでは基本的なマナー、エチケットそれに危険行為についての基礎知識も座学で教えられているはずです。しかし、あえて言えば特定の方がその最低限のルールが守られていない(座学で教えてはいても聞いてないのかも!?)のです。
今まで一番危険だと思ったのが、私が助走を開始すると直ぐに左隣のレーンのボウラーが脱兎のごとく助走を開始し、ほぼ同時投球となってしまったことです。私は遅いレーンでしたので20枚目位を投げておりましたのでかなり左側でフィニッシュしております。左のボウラーは10ボードを真っ直ぐに投げるタイプで投球後身体が右に流れてケンケンしてきます。あわや衝突しそうになりました。そのことが今でもトラウマになってしまい、隣のボウラーが早くアプローチに上がるタイプだったら投球順を譲るようにしております。しかし、タイミングによっては私が先に上がらざる得ないときがあります。その場合には、後ろの気配を気にしながらのセットアップとなります。助走を開始する前に後方に気配を察知すると気もそぞろととなってしまい、投球に集中できなくなってしまいます。
それからレーン牽制とは関係ないのですが、ある健康ボウラーがコンソールテーブルに凍らせたペットボトルを置かれておりました。タオルで外側を巻いてありましたが、結露した水滴がフロアーに点々と落ちておりました。運悪く私や他のボウラーが気付かずに踏んでしまいました。助走を開始した直後大きく違和感を感じましたので投球を中断しました。このまま投げていたら恐らくレーンにダイブしていたことでしょう。フロアーやアプローチは水気が禁忌であることは教室で教えられているはずなのに、そんな基本的なことも守られていないのです。年配者が多い健康ボウリングです。一歩間違えば大怪我になりかねません。
話をレーン牽制に戻しますと、この前の試合の時もまたほぼ同時投球になってしまいました。歳の頃は60~70歳位の左ボックスの小柄なお姉さまでした。失礼ながら年の割には身体の動きが敏捷で、同ボックスでも隣のボックスでもレーンが空いてさえいれば助走開始前でもアプローチに上がります。そしてやおらセットアップを開始し、準備万端今か今かとスタートを待っております。そして隣のレーンの投球者が助走を開始すると間髪を入れず助走をスタートしていました。隣で見ていて危ないな-と思いながら、自分の時には用心しなくちゃと思い、お姉さまがアプローチに上がりそうなタイミングの時には譲って先に行ってもらっておりました。そんな折、お隣さんはボールがまだ返ってきていないので、まだ余裕があると思って先にアプローチに上がりました。私は7歩助走で最初の3歩はかなりゆっくりと歩きます。そしたら、くだんのお姉さんがいつの間にかアプローチに上がり高速助走で私を追いかけてくるではありませんか。ここで投球中止したら逆に危険な状況かと思い投げはしましたがフィニッシュの蹴り足は少なめに流してレーンからはみ出さないようにしました。この一件で相当ヒヤリとさせられ、昔の記憶がフラッシュバックしてしまいました。万一ぶつかってしまったら体重の重たい私ですから相手方に怪我をさせてしまうかも知れません。
隣レーンの投球者が助走を開始したらアプローチに上がって良いわけですが、せめて隣レーンの投球者がフィニッシュ姿勢を取り静止して安全と判断されるまでは助走開始を待っていただきたいものです。投球者の中にはバランスを崩して隣のレーンに入り込んで来ることもあります。また、フィニッシュ後に立ったまま、あるいは後退りしながらボールの行方を追いかけ、結果によっては相当なリアクションでもって隣レーンに躍り込んでくる方もいらっしゃいます。このように何が起こるか予測不可能な以上、自分の走路の安全が確保できる見通しが立ってからスタートを切るようにした方が良いと思われます。これがお互いの身を守ることに繋がると思います。
更には、1レーン牽制でもタイミングによっては同ボックス連投されると先に投球準備が整っている隣ボックスの投球者が待たされることがあります。投球順を譲られたり、自分のボックスが他のボックスより遅れているなど特別の事情が無い限り、同ボックス連投せず隣のボックスの投球者に譲っていただきたいものです。
例えば、自分のボックスが4人打ちで、隣が3人打ちだとするとどうしても4人打ちの方がゲーム進行が遅れます。そんな場合には進行が速いボックスが遅れたボックスに投球順を譲るなどして全体の進行をスムーズにするなどの配慮があっても良いのではないかと思います。得てしてゲーム進行が速いボックスほどボックス連投が頻繁にあり、その煽りで隣のボックスのゲーム進行が遅れたり、増々遅れさせてしまう要因になっていることもあります。
今回の話題はレーン牽制というより、それ以前の問題なのです。どうしてそんなに早く投げたがるのでしょうか。私にはさっぱり分かりません。
私も競技会などに出始めたころは「健康ボウラーだからね~。」と散々に嫌味を言われてきました。もしかしたら今でも言われているかも知れません。大会に出場する前に色々と調べたり、センターのスタッフに確認していても不十分なところがあります。それでも謂わば慣習的なローカルルールみたいなものもあったりして戸惑うこともあります。これで参加者同士のトラブルに発展してしまい人間関係がギクシャクして大会参加をやめてしまったり、果ては特定のボウラーがセンター出入り禁止になったなどといったケースにも発展します。
目的は何であれ皆ボウリングが好きでボウリング場に集っているのです。楽しくやりましょうや!
ただし、ルールやマナーは守りましょう。健康ボウラーだから許されるというものではありません。それはお互いのためでもあるのですから。
<参 考>
「牽制ルールについて」「牽制ルールについて(2)」
私も健康ボウリングからスタートしましたので、ある程度の事情は分かっているつもりです。健康ボウラーには老若男女色々な方々がいらっしゃいます。そしてボウリング歴も何十年から超初心者まで様々です。健康ボウリングのリーグ戦でも牽制ルールに限らず色々なもめ事が発生していると聞きますし、私も何度か嫌な思いをしたこともあります。
健康ボウリングを始めるにあたっては5日程度の健康ボウリング教室を受講されているはずで、そこでは基本的なマナー、エチケットそれに危険行為についての基礎知識も座学で教えられているはずです。しかし、あえて言えば特定の方がその最低限のルールが守られていない(座学で教えてはいても聞いてないのかも!?)のです。
今まで一番危険だと思ったのが、私が助走を開始すると直ぐに左隣のレーンのボウラーが脱兎のごとく助走を開始し、ほぼ同時投球となってしまったことです。私は遅いレーンでしたので20枚目位を投げておりましたのでかなり左側でフィニッシュしております。左のボウラーは10ボードを真っ直ぐに投げるタイプで投球後身体が右に流れてケンケンしてきます。あわや衝突しそうになりました。そのことが今でもトラウマになってしまい、隣のボウラーが早くアプローチに上がるタイプだったら投球順を譲るようにしております。しかし、タイミングによっては私が先に上がらざる得ないときがあります。その場合には、後ろの気配を気にしながらのセットアップとなります。助走を開始する前に後方に気配を察知すると気もそぞろととなってしまい、投球に集中できなくなってしまいます。
それからレーン牽制とは関係ないのですが、ある健康ボウラーがコンソールテーブルに凍らせたペットボトルを置かれておりました。タオルで外側を巻いてありましたが、結露した水滴がフロアーに点々と落ちておりました。運悪く私や他のボウラーが気付かずに踏んでしまいました。助走を開始した直後大きく違和感を感じましたので投球を中断しました。このまま投げていたら恐らくレーンにダイブしていたことでしょう。フロアーやアプローチは水気が禁忌であることは教室で教えられているはずなのに、そんな基本的なことも守られていないのです。年配者が多い健康ボウリングです。一歩間違えば大怪我になりかねません。
話をレーン牽制に戻しますと、この前の試合の時もまたほぼ同時投球になってしまいました。歳の頃は60~70歳位の左ボックスの小柄なお姉さまでした。失礼ながら年の割には身体の動きが敏捷で、同ボックスでも隣のボックスでもレーンが空いてさえいれば助走開始前でもアプローチに上がります。そしてやおらセットアップを開始し、準備万端今か今かとスタートを待っております。そして隣のレーンの投球者が助走を開始すると間髪を入れず助走をスタートしていました。隣で見ていて危ないな-と思いながら、自分の時には用心しなくちゃと思い、お姉さまがアプローチに上がりそうなタイミングの時には譲って先に行ってもらっておりました。そんな折、お隣さんはボールがまだ返ってきていないので、まだ余裕があると思って先にアプローチに上がりました。私は7歩助走で最初の3歩はかなりゆっくりと歩きます。そしたら、くだんのお姉さんがいつの間にかアプローチに上がり高速助走で私を追いかけてくるではありませんか。ここで投球中止したら逆に危険な状況かと思い投げはしましたがフィニッシュの蹴り足は少なめに流してレーンからはみ出さないようにしました。この一件で相当ヒヤリとさせられ、昔の記憶がフラッシュバックしてしまいました。万一ぶつかってしまったら体重の重たい私ですから相手方に怪我をさせてしまうかも知れません。
隣レーンの投球者が助走を開始したらアプローチに上がって良いわけですが、せめて隣レーンの投球者がフィニッシュ姿勢を取り静止して安全と判断されるまでは助走開始を待っていただきたいものです。投球者の中にはバランスを崩して隣のレーンに入り込んで来ることもあります。また、フィニッシュ後に立ったまま、あるいは後退りしながらボールの行方を追いかけ、結果によっては相当なリアクションでもって隣レーンに躍り込んでくる方もいらっしゃいます。このように何が起こるか予測不可能な以上、自分の走路の安全が確保できる見通しが立ってからスタートを切るようにした方が良いと思われます。これがお互いの身を守ることに繋がると思います。
更には、1レーン牽制でもタイミングによっては同ボックス連投されると先に投球準備が整っている隣ボックスの投球者が待たされることがあります。投球順を譲られたり、自分のボックスが他のボックスより遅れているなど特別の事情が無い限り、同ボックス連投せず隣のボックスの投球者に譲っていただきたいものです。
例えば、自分のボックスが4人打ちで、隣が3人打ちだとするとどうしても4人打ちの方がゲーム進行が遅れます。そんな場合には進行が速いボックスが遅れたボックスに投球順を譲るなどして全体の進行をスムーズにするなどの配慮があっても良いのではないかと思います。得てしてゲーム進行が速いボックスほどボックス連投が頻繁にあり、その煽りで隣のボックスのゲーム進行が遅れたり、増々遅れさせてしまう要因になっていることもあります。
今回の話題はレーン牽制というより、それ以前の問題なのです。どうしてそんなに早く投げたがるのでしょうか。私にはさっぱり分かりません。
私も競技会などに出始めたころは「健康ボウラーだからね~。」と散々に嫌味を言われてきました。もしかしたら今でも言われているかも知れません。大会に出場する前に色々と調べたり、センターのスタッフに確認していても不十分なところがあります。それでも謂わば慣習的なローカルルールみたいなものもあったりして戸惑うこともあります。これで参加者同士のトラブルに発展してしまい人間関係がギクシャクして大会参加をやめてしまったり、果ては特定のボウラーがセンター出入り禁止になったなどといったケースにも発展します。
目的は何であれ皆ボウリングが好きでボウリング場に集っているのです。楽しくやりましょうや!
ただし、ルールやマナーは守りましょう。健康ボウラーだから許されるというものではありません。それはお互いのためでもあるのですから。
<参 考>
「牽制ルールについて」「牽制ルールについて(2)」