8月7日に行われる神事です。大殿様の家に榊を立て注連縄を張り、神を祀るところとします。
天山神社の大神は大殿様の家内に立てられた神籬(ひもろぎ)に宿ります。
(榊に注連縄を張ったものです)
(神事前のスナップです。画像中央奥に立ててあるのが神籬です。)
榊立てが終わるといよいよといった気分になります。既に役員や役割分担も決まり、準備も着々と進行しています。先週の日曜日には、浮立の鉦の撥作りを行いました。
私は10年前に引き続き笛を担当することとなりました。本格的な練習は八朔神事を終えてからということになっておりますが、その前に笛作りをしようと機運が盛り上がっております。笛の材料は、アオイやウコギの木を使うとのことです。山から伐り出して、芯をくり抜き全て手作り加工します。凝った方は、漆を塗り、金泥などで装飾を施すなど芸術品と見紛うような笛を作られる方もいらっしゃいます。今回は私も少し凝ってみようかなと思ってはおりますが、最後は鳴ればいいやということになってしまうかも知れません。
これから浮立奉納当日、翌日の締め上げまで、忙しい日々が続きます。
<参考> 「おくんち祭りに向けて-初寅」