これまで何十年も購読してきた某全国紙の販売店が配達員の不足により、来月より地元地方紙の販売店に配達を委託するとのことになったとのことです。来月からは集金その他全てそちらになりますとの一方的でいきなりの通告でした。購読を継続するかどうかもそちらと話してくださいとのことです。確かに当地は田舎ですし、全国紙を購読している世帯も多くはありませんので致し方ないことかも知れません。
ということで、さしあたって購読自体には問題はないのですが、最近の紙面は大して面白くないし、ネットニュースでも十分かなと思っていたところですので、これを機に新聞購読を止めてしまおうかと思い、連れ合いに相談しましたところ地元の情報とかラテ面がないと不便だと言います。ということで、しばらく検討することにしました。
新聞配達は大変な仕事だと思います。実は私も別の某全国紙の新聞配達を小5の正月から中3の12月までやっておりました。当時の新聞購読料は月1,000円程度で配達員の手取りは1世帯当たり一月90円(集金すると100円)でした。今みたいに新聞休刊日も多くなく、確か1月2日ともう一日くらいだったような記憶があります。それこそ雨が降ろうが、雪が降ろうが、雷が鳴ろうが、台風がこようが毎日々々早朝から自転車で配達しておりました。片田舎ですので夕刊はなく、朝刊だけの配達ですので学生のアルバイトにはうってつけだったのです。
このようなバイトをしたのはもちろんお金を稼ぐためです。貧乏人の子倅が何かしようと思うと金が必要になります。私の場合には「アマチュア無線」をやりたくて、家業である百姓の手伝いの他色々とやってきました。もちろん新聞配達もその一環でした。
このような経済状況ですから進学しようとも思っておりませんでしたが、父から自分の親友が高校を退学させられ、苦学して大検を受けて東大を受験し、今では東大の教授になっていると諭され、とにかく勉強だけはやれと教えられて育ちました。大学へ行きたいなら新聞奨学生といった販売店に住み込み新聞配達をしながら大学に行くこともできると言われました。相当に苦学されたことでしょうが、多くの方々が大学に進学して学ぶことが出来たことでしょう。このように新聞配達は多くの苦学生によって支えられてきたともいえるでしょう。しかし、現状は働きながら学ぶより、もっと手っ取り早く金を得ることに重きを置かれており、そしてそれが可能な社会になっているのかも知れません。ですから新聞配達員になろうなんて考える人もいなくなってしまったのでしょう。
私の場合、幸いにも近場の国立大学に合格することができ、奨学金も貰えることになりましたので何とか進学できたというわけです。
だいぶ脇道に逸れてしまいました。話を戻しますと現在の新聞配達の構造は変わっているかとは思いますが、新聞販売店の収益は配達部数に比例していることは、まず間違いないでしょう。そうしますと住宅の密集地と疎らな所を比べたら当然のことながら密集しているところが効率が良い訳です。ですから経済合理性から言えば、片田舎の配達はやりたくないというのが本音でしょう。ましてや、全国紙と地元紙を比べれば、田舎程全国紙の比率が下がります。結局、片田舎への配達は割に合わないから積極的に拡販活動をしなくなり、増々比率が低下してしまうことになります。
更には、現代では情報の入手手段が多様化しておりきます。ネット環境さえあれば紙媒体の情報は不要になるかも知れません。これらが相まって新聞の発行部数は減少していき、ひいては新聞社の収益が悪化します。そうすると合理化の名のもとリストラが行われ、情報や記事内容の品質が低下し、増々購読者の減少に拍車がかかるといった悪循環に陥ってしまいます。
大手全国紙だとふんぞり返っていると早晩しっぺ返しを食らうことになりますよ!!!
先ずは紙面の充実が一番重要でしょう。スポーツ情報なんか新聞で読むより、他の媒体の方が良いに決まっているのにスポーツ記事が多過ぎです。
たまには世間をあっと驚かせるような特ダネ記事を書いてくださいよ!!!!!!!
ということで、さしあたって購読自体には問題はないのですが、最近の紙面は大して面白くないし、ネットニュースでも十分かなと思っていたところですので、これを機に新聞購読を止めてしまおうかと思い、連れ合いに相談しましたところ地元の情報とかラテ面がないと不便だと言います。ということで、しばらく検討することにしました。
新聞配達は大変な仕事だと思います。実は私も別の某全国紙の新聞配達を小5の正月から中3の12月までやっておりました。当時の新聞購読料は月1,000円程度で配達員の手取りは1世帯当たり一月90円(集金すると100円)でした。今みたいに新聞休刊日も多くなく、確か1月2日ともう一日くらいだったような記憶があります。それこそ雨が降ろうが、雪が降ろうが、雷が鳴ろうが、台風がこようが毎日々々早朝から自転車で配達しておりました。片田舎ですので夕刊はなく、朝刊だけの配達ですので学生のアルバイトにはうってつけだったのです。
このようなバイトをしたのはもちろんお金を稼ぐためです。貧乏人の子倅が何かしようと思うと金が必要になります。私の場合には「アマチュア無線」をやりたくて、家業である百姓の手伝いの他色々とやってきました。もちろん新聞配達もその一環でした。
このような経済状況ですから進学しようとも思っておりませんでしたが、父から自分の親友が高校を退学させられ、苦学して大検を受けて東大を受験し、今では東大の教授になっていると諭され、とにかく勉強だけはやれと教えられて育ちました。大学へ行きたいなら新聞奨学生といった販売店に住み込み新聞配達をしながら大学に行くこともできると言われました。相当に苦学されたことでしょうが、多くの方々が大学に進学して学ぶことが出来たことでしょう。このように新聞配達は多くの苦学生によって支えられてきたともいえるでしょう。しかし、現状は働きながら学ぶより、もっと手っ取り早く金を得ることに重きを置かれており、そしてそれが可能な社会になっているのかも知れません。ですから新聞配達員になろうなんて考える人もいなくなってしまったのでしょう。
私の場合、幸いにも近場の国立大学に合格することができ、奨学金も貰えることになりましたので何とか進学できたというわけです。
だいぶ脇道に逸れてしまいました。話を戻しますと現在の新聞配達の構造は変わっているかとは思いますが、新聞販売店の収益は配達部数に比例していることは、まず間違いないでしょう。そうしますと住宅の密集地と疎らな所を比べたら当然のことながら密集しているところが効率が良い訳です。ですから経済合理性から言えば、片田舎の配達はやりたくないというのが本音でしょう。ましてや、全国紙と地元紙を比べれば、田舎程全国紙の比率が下がります。結局、片田舎への配達は割に合わないから積極的に拡販活動をしなくなり、増々比率が低下してしまうことになります。
更には、現代では情報の入手手段が多様化しておりきます。ネット環境さえあれば紙媒体の情報は不要になるかも知れません。これらが相まって新聞の発行部数は減少していき、ひいては新聞社の収益が悪化します。そうすると合理化の名のもとリストラが行われ、情報や記事内容の品質が低下し、増々購読者の減少に拍車がかかるといった悪循環に陥ってしまいます。
大手全国紙だとふんぞり返っていると早晩しっぺ返しを食らうことになりますよ!!!
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