Newton誌を久々に手にしました。というのは特集に惹かれたからに他なりません。本特集により、量子力学誕生前夜(前期量子論)に始まり、量子力学誕生(1925年の行列力学、1926年の波動力学)から量子コンピュータなどの最新動向に至る100年の概観を知ることができます。
私事ですが、量子力学には高校生時代から興味を持っておりました。(参考:「見えないものにあこがれて(2) 」)本格的に学んだのは物理学科の学部生の時です。卒業研究も量子力学に関するものでした。当時はとにかく講義についていくのに必死で、理解するというには程遠いものでした。というか今でも分からないことだらけです。数学的にも高い知識が要求され、とんでもない世界に迷い込んでしまったなというのが正直なところでした。しかしながら、自然法則を追い求める物理学者のあくなき探求心とその英知の一端に触れることが出来たように思います。
当時のことを振り返ってみると我ながら良く勉強したものだと感心してしてしまいます。おそらく人生の中で一番頭を使ったのではないかと思います。そして物理の同期と議論をしたものです。先日も物理科の同期と飲み会をしたときに物理的にはどうのこうのと学生時代と同じように議論(激論?)が戦わされたのでした。皆その後の進路こそ違え、何かにつけ物理から影響を受けているようです。
余談になりますが、Newton誌の初代編集長はかの有名な地球物理学者の竹内均先生です。私が竹内先生を知った切っ掛けは、高2の時に聴き始めた大学受験ラジオ講座(旺文社)でした。難しい問題に対しても明快な解説で初学者にも容易に理解できるような名講義にはほとほと感心させられたものです。物理学科を志望するようになったのは竹内先生のお陰かも知れません。
これを機に興味あるテーマがあったら購入したいと思っております。今後もNewton誌が科学の発展に寄与することを願ってやみません。
私事ですが、量子力学には高校生時代から興味を持っておりました。(参考:「見えないものにあこがれて(2) 」)本格的に学んだのは物理学科の学部生の時です。卒業研究も量子力学に関するものでした。当時はとにかく講義についていくのに必死で、理解するというには程遠いものでした。というか今でも分からないことだらけです。数学的にも高い知識が要求され、とんでもない世界に迷い込んでしまったなというのが正直なところでした。しかしながら、自然法則を追い求める物理学者のあくなき探求心とその英知の一端に触れることが出来たように思います。
当時のことを振り返ってみると我ながら良く勉強したものだと感心してしてしまいます。おそらく人生の中で一番頭を使ったのではないかと思います。そして物理の同期と議論をしたものです。先日も物理科の同期と飲み会をしたときに物理的にはどうのこうのと学生時代と同じように議論(激論?)が戦わされたのでした。皆その後の進路こそ違え、何かにつけ物理から影響を受けているようです。
余談になりますが、Newton誌の初代編集長はかの有名な地球物理学者の竹内均先生です。私が竹内先生を知った切っ掛けは、高2の時に聴き始めた大学受験ラジオ講座(旺文社)でした。難しい問題に対しても明快な解説で初学者にも容易に理解できるような名講義にはほとほと感心させられたものです。物理学科を志望するようになったのは竹内先生のお陰かも知れません。
これを機に興味あるテーマがあったら購入したいと思っております。今後もNewton誌が科学の発展に寄与することを願ってやみません。