クサギナの実
うちの娘が大学で染色のことを勉強しています。昨年の秋には草木染めの原料としてクサギナの実がたくさんいるのだけど学校の周りにはあまり生えておらず足りないから家から送ってくれないかと連絡を受けました。どこにでも生えている珍しくもない植物だけどいざ実を集めるとなると探さなくてはなりません。女房と二人であちこち探しながらずいぶん集めて回ったものです。
クサギナは8月から9月の初めごろにかけてたくさんの地味な白い花をつけます。花にはアゲハ蝶の仲間がたくさん集まって来ますがなぜか黒いアゲハが多いようです。クロアゲハ・モンキアゲハ・ナガサキアゲハなどを多く見かけます。地味な花に比べて写真のように実の方がよほど花らしい華やかさを持っています。小鳥たちにさあ食べて頂戴と呼びかけるためでしょうか。
本日、庭のフジバカマに来た アサギマダラ♂
昨日に引き続きアサギマダラです。一昨日の初飛来の時は人に馴れてないのか人影を見るとすぐに飛び去って行きました。今日は少し馴れてもらうために少しづつそっと近寄り、蝶のお仕事を邪魔しないように静かにカメラを構えて撮らせてもらいました。ただ今日は天気が悪く明るさが足りないため今一つ鮮やかな色が出ません。浅葱色の前翅は透明で重なりがはっきり透けて見えます。
まだ蕾の多いフジバカマも日増しに花開いてきます。これから月末にかけてたくさんのアサギマダラがやって来ることでしょう。
アサギマダラの幼虫
昨日卵の写真を載せたので今日は孵化してあまり日の経っていない小さな幼虫の写真をお見せしましょう。小さくてももう立派な角が生えています。大きさは10mmくらいでしょうか。
山でこの写真を撮った後、飼育のため家に連れて帰りました。
その飼育記録はいずれ少しずつ紹介いたします。
気候はいいしお腹はいっぱい、みかん畑で熟睡しているシロ
少しずつ家族紹介をいたします。もちろん紹介を拒む者もいますので、出来る者だけということでご勘弁ください。本日の初登場者は3歳の白猫です。お父っつあんの血を濃く引いてそっくりの純白猫に生まれました。ネコ4匹の兄弟ですが格としては二男坊といったところです。長男に喧嘩を売ってはいつも負けています。傷が絶えません。抱っこされるのは大嫌いで抱き上げるとすぐどうやって手を振り解こうかと身をもがきます。そのくせ私の後をついて歩くのは大好きです。