曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

テントウムシ

2010年10月24日 | 日記
今日の花


南京黄櫨 (ナンキンハゼ)

 庭のナンキンハゼが色づいてきました。紅葉が美しい樹木でよく街路樹として使われています。カミさんが広島で、街路樹があまりにもきれいだったので思わず種を拾ってしまったと
言って持ち帰った種をプランターに播いたものです。それ以後鉢植えのままで盆栽のように小さな紅葉を毎年楽しんでいます。

                              

 今日は朝から今にも雨が落ちそうな曇り空でした。「蝶は今日もダメだな」と心の中でつぶやきながらもいつものように軽トラにカメラを積んで出かけました。こんな日には蝶の飛びまわる姿はあまり見ることはできませんが蝶の幼虫やたまご・蛹を探して回るのも楽しみです。一か所気にかかる所があるので行ってきました。そこにはフウセントウワタが雑草としてたくさん生えているところで、今年もカバマダラが安下庄に飛来しているとすると幼虫や卵が見つかるかもしれない場所なのです。でも残念ながら何の痕跡もありませんでした。代わりにフウセントウワタにはオレンジ色をしたキョウチクトウアブラムシがたくさん付いていてそのアブラムシを餌にするテントウムシがたくさん見られました。またもや釣れたのは外道です。

ナナホシテントウとダンダラテントウの幼虫


キョウチクトウアブラムシ






上3枚の写真はナナホシテントウ

 どういうわけか何処にでもたくさん見られるナナホシテントウの成虫が今日は見つかりませんでした。




上2枚はダンダラテントウ




蝶の卵が見つかりました。
 蘇鉄を食べて育つクロマダラソテツシジミの卵が蘇鉄の新芽に付いているのがうまく撮れました。卵の直径は0.5mmくらいでしょうか、白い50円玉のように見えるのが卵です。




クロマダラソテツシジミ (略してクマソとも言う)

 元来台湾より南の地方に生息する蝶ですが、近年日本の本州にまで飛来するようになり蝶マニアにとって興味の対象になってきた蝶です。上の写真は今日撮ったものですから秋型と言えます。そのうち春型・夏型・秋型の違いを並べてお見せします。


虫の話ばかりでごめんなさい。今日はこの辺で。