曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

海の中はもう秋 ?

2010年10月25日 | 日記

今日の花


パパイヤの実と花

 パパイヤの花は太い幹から直接出て咲きます。数個から多いところは10個くらいの蕾を持ち順々に咲いてゆきますが花のすべてが実になるわけではなく葉の付け根に多くの場合1個の実をつけます。草丈が高く大ぶりな植物にしては花は小さくて地味です。


                                  


今日は肌寒くて、朝からずっと小雨が降りまったく写真日和ではありませんでした。室内で飼育中のアサギマダラの幼虫の記録用写真を撮っただけです。ここに掲載するものがないので昨年の写真ファイルを開き何にしようと考えていたのですが、ここのところずっと蝶と虫ばかりなので少し代わり映えのある写真をと海中写真にしてみました。この海中写真というのが私にはなかなか難しくて気に入るようなものは全くありません。それでも時節柄夏場にはパソコンのデスクトップの壁紙にしたりしています。

スズメダイの群れ

 この日は海水がプランクトンで濁っていてまったく視界かききませんでした。それでも人間の目ではかなり先まで見えて、たぶん数千はいるであろう大きなスズメダイの群れの写真を撮ったつもりでしたがたったこれだけしか映っていませんでした。



カジメやホンダワラの仲間

 やや深いところ、といっても5mも行ってませんがカジメの群生が水流にそよいでいます。(上の写真)スズメダイが出てきました。(下の写真)見えにくいけどベラが2匹






ウミウチワが光っています。上の3枚は浅場に生える海藻です。


浅い海は動物・植物の宝庫です。


ウニにサザエ どちらも美味しいですね。


 ということで季節外れの海中写真です。正直なところ今年は一回しか海に入れませんでした。なぜかというと8月に白内障で目の手術をしたからです。7月の半ばに眼科へ行って先生と手術の相談をしている時先生が術後のケアについて説明してくれました。目に雑菌が入らないように注意することと言われ私も念のため「海はだめですよね」と聞いてみたら先生は目を丸くして「あたりまえですよ。」と、また「海に行くんですか」とあきれたような顔をしてつぶやきました。海に潜るのが好きなんですと白状したら、そばにいた看護師さんが「手術の前に行ってらっしゃったら」と助け船を出してくれました。それをいいことに手術の数日前に今年の初潜りと潜り納めをして心おきなく手術に臨みました。

海の写真はいっぱい撮り貯めがありますので少しずつご紹介します。ただ大島の近場の写真ばかりですから大したものはありません。グレートバリアリーフとかセーシェルの海へ行ってサンゴやお魚さんと遊んでみたいと思いますが、なんせ「曜日のない生活(年中無休)」ですからなかなか出かける暇も金もございません。でも海に行かれない方にはわからないと思いますが、大島の海でもマンタとまでは行きませんが畳半畳ほどもあるナルトビエイの群れが私の真下を悠々と泳いでゆく姿は感動ものです。タコとじっと眼があったり、大きなサザエが転がっていたり、サンゴの小さな芽が出ていたり、海の中はワクワクでいっぱいです。