今日の蝶
コミスジ 最近我が家の庭にはホシミスジがよく来るようになってミスジ蝶の仲間ではホシミスジが一番馴染みになりました、一般的に数の多いコミスジを見るのは久しぶりです。
昨日は三隣亡であったと書きました。運が悪いというと自分の責任逃れになりますが、気持ち的にはついてないなあーという気持ちでした。でも今日は運のいい日です。
午前中にはみかん園の草刈りをしていました。夏場の草刈りは結構きつい仕事ですがやらざるを得ません。みかん園も放っておくと草に覆われてしまいます。そこで少しでも涼しい朝内に草刈りをやりますが、今の時期には草むらや灌木の茂みの中に蜂が巣を作るのです。その巣のある場所を草刈り機で壊してしまうと当然蜂たちは怒りますよね。悪い奴がやって来たとばかり私を攻撃してきます。こんなことが夏の間に何度かあるのですが、刺されることもありますがうまく避けることができる時もあります。蜂の攻撃が早いか私の逃げるのが早いかで決まりますが、今朝は繁みの中の蜂の巣に私の方がいち早く気づき攻撃をかわして逃げました。ラッキーでした。蜂の攻撃をかわすには二通りの方法があります。蜂の攻撃よりも早く気づいた時には素早く攻撃の届かない距離まで逃げるのです。足場が悪くて素早く逃げられない時には蜂の飛んでくる方が速くて刺されることもあります。こちらが蜂に気付くのが遅れて逃げ切れない時にはその場でじっとして一切動かないことです。「お地蔵さんになれ」とひとには説明するのですが、蜂は全く動かないものは攻撃しません。蜂の群れが攻撃して来て顔のまわりや体にくっつこうとして飛び回ってもじっとして動かなかったら刺しに来ません。飛び回る蜂を手で払おうとしたり攻撃状態になってから逃げたりしたら絶対に刺されます。逃げるより蜂の飛ぶ方が速いですからね。でも運の悪いことに草刈り機を振り回していて蜂の巣に全く気が付かないこともあります。そんな時には刺されて初めて蜂の巣の存在に気付くこともあります。今日は私の方がいち早く気づいたものですから事なきを得ました。ラッキーといえばラッキーでした。
午後には近くのお寺の本堂で行われたコンサートに行きました。チケットをいただいたので内容もよく分らないまま軽い気持ちで出かけたのですが、面白い楽器の組み合わせの演奏でした。お琴とギターそれにスティールパンが加わった演奏でした。スティールパンという楽器は知っていましたが目の前で演奏するのを聞いたのは初めてでした。そして、休憩時間にちょっとだけたたいて音を出させていただきました。ドラム缶の底をへこませたものをたたくのですがたたく部分によって違う音階が出るような仕組みです。これは面白いと思いました。私は楽器の演奏は大好きで何にでもすぐに飛びつきます。楽器によっては相当の熟練がないと音が出せないものもありますが打楽器はたたけば音が出ます。きっと人間が使い始めた最も古い楽器は打楽器だったのではないでしょうか。演奏者の方にこの楽器はすぐに買えるものですかと聞いてみました。すると、普通の楽器店にはおいてないでしょうとの答えでした。スティールパンの実物を見たのは初めてだったので家に帰ってこの楽器のことを調べてみました。スティールパンはトリニダードトバゴで1930年代に作られたもののようです。要するにドラム缶の底をたたくのですから廃品利用の楽器ですがアコーステック楽器としてはなかなか良い音が出ます。そして正確な音階を出せるというのはなかなかすぐれた楽器といえるのではないでしょうか。見たところとてもシンプルな楽器ですから私にでも作れそうですが正確できれいな音を出すように鉄板をたたき延ばすのはきっと難しいことでしょう。作るより買う方が良いかもしれません。お値段も調べてみました。10数万円から50万円くらいで楽器としてはそれほど高いものではないようです。それから、この楽器が生まれたトリニダードトバゴのことですが皆さんどんな国かご存知ですか。地球では日本の真裏にある小さな島国ですが、私などもちろん行ったことは無いしこれからも行くことは無い国だと思います。早速、ネットを駆使して行ってみました。グーグルマップとかグーグルエースなどのとても便利なソフトで街の景色を画像で見ることができます。トリニダードトバゴを旅したくらい見てきました。スティールパンの音からいろんな夢が膨らみ楽しい一日でした。
草刈りで出てきたススメバチ蜂の巣
5mほど離れたところにも少し小さな別の巣がありました。
刺されると結構痛いですよ。
楽器スティールパン
スティールパンの演奏を聴いてみましょう。
トリニダードトバゴって何処にある
ベネズエラのすぐそばにあるとても小さな島国です。みなさんもストリートビュウで町を歩いてみて下さい。楽しいですよ。