曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

夏の海と空

2017年07月14日 | 日記

今日の花

オオカモメヅルの花

コカモメヅルの花

オオカモメヅルとコカモメヅルは旧ガガイモ科の植物で山の中の薄日の漏れる林の中などで見られます。その花は5mmほどの小さな花なので注意しないと気付きにくい花です。カモメヅルの仲間はアサギマダラの食草となりますがキジョランやイケマのように大きな樹になりませんので食草として多くの幼虫を育てることはできません。オオカモメヅルやコカモメヅルは共にヘクソカヅラと葉の形や付き方がよく似ていて馴れないと区別がつきません。花を見るのが一番分かりやすく、オオカモメヅルの花には毛がありませんが、コカモメヅルの花は毛におおわれています。ヘクソカヅラの花は全く違いますので分かりやすいです。

 


 すっかり晴れて暑さもいよいよ夏の到来を感じさせます。梅雨は明けたようですね。畑の仕事は夏草との戦いが始まります。今日はいつものみかん園からの眺めをご紹介しましょう。

四国の上に入道雲が現れ始めました。この辺では昔から夏場に南の空にかかる入道雲のことを「伊予太郎」と呼んでいましたが、今の若い人はそんな呼び方を知らないかもしれません。仕事をしながらも入道雲の成長してく様子を眺めるのは楽しいものです。安下庄湾では周防大島高校の生徒がボートの練習をしているのが遠くからですが見られました。ナックルフォァー・ダブルスカル・シングルスカルなどが浮いていましたが、私も高校生の頃漕いだことがあります。ボートは狭くて不安定です。

 

7月の初めに飼育小屋の中にいたアサギマダラやリュウキュウアサギマダラの成虫や幼虫はすべて外に出して中を空っぽにしたつもりでしたが、しぶとく小屋の中の植物について残っている幼虫を何匹か見つけました。捨てるわけにもいかず庭のキジョランで飼っていましたが蛹になりました。今朝見るとその蛹は何かに食われていました。自然界は食いつ食われつの世界できびしいものです。それでもみんな生きようと一生懸命です。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 Henry Mancini - Sunflower/I Girasoli - Loss of love 

ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演の映画「ひまわり」懐かしいですね。若い時に見たけれどもうほとんど覚えていません。今度見直してみましょう。


みかん畑からの眺め

午前中  入道雲は見られません。

 

午後の眺め

畑に着いた時

午後5時少し前

高校生のボートの練習

竜崎温泉の前で

 

 


生き残ったアサギマダラの幼虫たち

昨日蛹になったばかりなのに何かにかじられてしまいました。

しぶとく生き残ったリュウキュウアサギマダラ