曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

梅雨入り 銀梅花

2019年06月15日 | 日記

今日の空

夕方には雨も上がりました。東の山の端には美しい虹が現れました。

 


 このブログも5月からずっとご無沙汰続きですが、わたし元気にしております。

そして今日は久しぶりの雨で落ち着いた一日を過ごしました。写真の整理もしてしばらくぶりでブログを書こうと始めたものの何から書こうかと頭の中はまとまりません。毎日のように書いている時にはその日にあったことの中から素直に題材が決まるのですが、しばらく休んでいたものですからなんとなく身構えてしまい、なかなか決まりませんでした。私の暮らしなどほとんど毎日が同じように過ぎてゆくのですからニュース的なものなどありようもないのですがこのブログの基本にあるように日々の暮らしの中から見つけた極些細な出来事を写真で紹介させていただきます。またお付き合いいただけたら嬉しいです。

今日の話の一つは、銀梅花と言う花をいただきました。銀梅花って皆さんご存知ですか、わたしは全く知らない花でした。今時とても便利なネット検索をしてみると、原産地は地中海沿岸で白い梅の花の様な5弁の丸い花びらに沢山の長い雄蕊の目立つかわいい花です。原産地のヨーロッパでは葉をもんでハーブとして使うこともあるようですが、花には強い香りはありませんでした。あちらでは神話の女神に捧げられたり、結婚する花嫁の頭に飾ったりすることもあったようで、日本風に考えれば縁起の良い花かもしれません。また、あちらにはジューンブライドと言う言葉がありますね。6月の花嫁は幸せになれるとか言われますが、そのいわれはいろいろあるようです。調べてみると、6月はユノの月だから(ユノは家庭・女性・子供などを守る女神)と言う説、またヨーロッパでは日本の梅雨の6月と違いとても気候の良い季節だからとか、その他いくつかの理由があげられています。白いユリの花が咲くからと言うのもありました。でも、この銀梅花をいただいて花のことを調べた結果、ジューンブライドはこの花に由来していたのではないかという気がしました。私の勝手な解釈ですから何の根拠もありませんが、昔から地中海の沿岸地方では花嫁がこの花を頭にかざしたり、ブーケにして持ったりしたと言われているのですから、6月に咲くこの花が花嫁を幸せにするという風に考えるのはどうでしょう。

午前中にいただいた花はそのまま花瓶に活けて置いておくと、夕方にはほとんど散ってしまいましたので写真を撮ることが出来ず、とても残念に思っていました。でも今朝見ると蕾が次々と開いてきて新しい花がきれいに開いていました。昨日撮り損ねた花をたくさん撮ることが出来てうれしかったです。桜のように一度に咲くのではなく次々と咲いて行くタイプの様なのでしばらく楽しめそうです。我が家の庭に植えたくて挿し木をしました。

 


銀梅花

 

 

なかなか素敵な花でしょう。

 

銀梅花の挿し木

 

 

水の季節になりました

 

 

夕暮れ時に東の空にはお月様