『ル・ビストロ』で満腹になったあと、『ホセ・カレーラス テノール・リサイタル ~想いの届く日~』のため兵庫県立芸術文化センターへ。
何年前か、もう10年以上前にはなるよね、カレーラスさんは岡山シンフォニーホールに来て下さった事がある。その時すごく行きたかったけど、チケットが一番いい席で40000円以上だったので泣く泣く諦めたのよね。
そんな事があったので&カレーラスさんの年齢を考えると次いつ聴けるかとの思いから、今回は高くても絶対に行こうと決めてた。
にしてもチケット高かったなぁ。。。私はS席24000円、あとで知ったけど35000円の席があったんだね確かにチラシに書いてあるけど、一番最後に書いてたから分からなかったわ。
そんなお値段でも会場はさすがのほぼ満席。
私は中央ブロックに近い通路側(下手ブロック)で前から3列目だったので、視界を遮る物が何もなく、非常に快適に聴く事が出来た
まず登場したカレーラスさんを見て「ほんとうに彼なのか」という驚きがあった。というのも私の中では若い頃の彼の映像しかなかったので(^^;) そうかぁ、こんな感じになってるんかぁ、とまず見た目にしみじみ。
でもお顔は年齢を感じたけど、上半身は恰幅が良かったのも印象的だった。この体からあのお声が出るんですね~。
歌のほうも、そりゃ若い頃とは違うよね。それは分かってたけど、改めて「そうだよね」と思いながら聴いた。
カレーラスさんは終始右肘をピアノに置いて、体をピアノにやや預けるような態勢で歌われた。何曲かごとに彼が袖に引っ込むと、ピアニストのロレンツォ・パヴァーイさんが少しピアノを弾くというスタイルで進行。
でもね、そうなんだけどね、さすがというかどう言っていいのか、プログラムが進むにつれてカレーラスさんのお声の艶感、そして声量が徐々に増して来てね、最後の方はほんとに「おおっ」なのででございました。
そして更に、アンコールではとんでもなく盛り上がりましてねっ
●アンコール曲
トスティ:かわいい口元
ファルヴォ:彼女に告げて
アカンポーラ:冬
デ・クルティス:帰れソレントへ
プログラムが進むにつれて声に艶が増し、音量もホールを振るわせるに十分すぎるくらいに達して行ったのだけど、アンコールでは更にその上を行き会場は大興奮のるつぼに
それまで右肘をピアノに預けていたカレーラスさん。その姿はご年齢通りの見た目から何ら不自然ではなかったんだけど、アンコールの2曲目になるとピアノに預けていた右手を離し、両手を体の前に持って来て演技しているような感じで全力での歌唱 聴いていて(見ていて)、本当に今まさにオペラ観劇をしている最中のようだった。
それはそれは、もう凄くてね、この歌が終わった瞬間に私含め、私の周りもほぼ全員がさっと立ち上がってスタオベ。これはそうなるよね。絶対にそうなるわ、な歌唱でございましたよっ。
その次も、さらにさの次もその盛り上がりは続き、会場のボルテージMax~~
アンコール後は私の前、一番前の席にいた男性がカレーラスさんの方に手を出してね、握手してもらってたーそしてどこから来たのか、後ろから?カレーラスさんのCDを持ったおじさんがステージの下に来てCDをヒラヒラ。その後ペンもヒラヒラさせてサインを迫っててね。カレーラスさんも最初は両手を肩にあげる仕草で「それはちょっと」という素振りだったけど、その後サッとサインしてあげてたわ
それを見た他の方もステージの下に何人か来ちゃって、お子様も2人来ちゃって。そのお子様は手のひらタッチを、他の方は肘タッチのような事をされてた。
私もカレーラスさんが目の前な距離だったので握手して欲しいと思ったけど、なんとなくこの光景を見守って?若干の無法地帯ぶりに別に腹も立たず、ただ気持ちは温かく、そしてとってもハッピーだったわ そのくらい素晴らしい公演だったのよ
しばらくして係の方がステージの下に来て、人がステージに近寄らないようにしてたけどね。。。
いやー、ほんとうにすごいリサイタルだった。盛り上がったなー。
休憩20分含め約2時間の公演だったけど、3時間くらい居たような充実感があったわ 実際に時間を見間違えて「3時間かかったんだー」と思ってしまったし(^^;)
帰りも会場から出てこられた方々が口々に「すごかったなー」とか「盛り上がったなー」とか言い合ってたね。
いやー、ほんと、これはめちゃくちゃ来て良かったわ。
カレーラスさんご自愛されて、今度は是非岡山シンフォニーホールか岡山に新しく出来るホールに来て欲しいものです。
何年前か、もう10年以上前にはなるよね、カレーラスさんは岡山シンフォニーホールに来て下さった事がある。その時すごく行きたかったけど、チケットが一番いい席で40000円以上だったので泣く泣く諦めたのよね。
そんな事があったので&カレーラスさんの年齢を考えると次いつ聴けるかとの思いから、今回は高くても絶対に行こうと決めてた。
にしてもチケット高かったなぁ。。。私はS席24000円、あとで知ったけど35000円の席があったんだね確かにチラシに書いてあるけど、一番最後に書いてたから分からなかったわ。
そんなお値段でも会場はさすがのほぼ満席。
私は中央ブロックに近い通路側(下手ブロック)で前から3列目だったので、視界を遮る物が何もなく、非常に快適に聴く事が出来た
まず登場したカレーラスさんを見て「ほんとうに彼なのか」という驚きがあった。というのも私の中では若い頃の彼の映像しかなかったので(^^;) そうかぁ、こんな感じになってるんかぁ、とまず見た目にしみじみ。
でもお顔は年齢を感じたけど、上半身は恰幅が良かったのも印象的だった。この体からあのお声が出るんですね~。
歌のほうも、そりゃ若い頃とは違うよね。それは分かってたけど、改めて「そうだよね」と思いながら聴いた。
カレーラスさんは終始右肘をピアノに置いて、体をピアノにやや預けるような態勢で歌われた。何曲かごとに彼が袖に引っ込むと、ピアニストのロレンツォ・パヴァーイさんが少しピアノを弾くというスタイルで進行。
でもね、そうなんだけどね、さすがというかどう言っていいのか、プログラムが進むにつれてカレーラスさんのお声の艶感、そして声量が徐々に増して来てね、最後の方はほんとに「おおっ」なのででございました。
そして更に、アンコールではとんでもなく盛り上がりましてねっ
●アンコール曲
トスティ:かわいい口元
ファルヴォ:彼女に告げて
アカンポーラ:冬
デ・クルティス:帰れソレントへ
プログラムが進むにつれて声に艶が増し、音量もホールを振るわせるに十分すぎるくらいに達して行ったのだけど、アンコールでは更にその上を行き会場は大興奮のるつぼに
それまで右肘をピアノに預けていたカレーラスさん。その姿はご年齢通りの見た目から何ら不自然ではなかったんだけど、アンコールの2曲目になるとピアノに預けていた右手を離し、両手を体の前に持って来て演技しているような感じで全力での歌唱 聴いていて(見ていて)、本当に今まさにオペラ観劇をしている最中のようだった。
それはそれは、もう凄くてね、この歌が終わった瞬間に私含め、私の周りもほぼ全員がさっと立ち上がってスタオベ。これはそうなるよね。絶対にそうなるわ、な歌唱でございましたよっ。
その次も、さらにさの次もその盛り上がりは続き、会場のボルテージMax~~
アンコール後は私の前、一番前の席にいた男性がカレーラスさんの方に手を出してね、握手してもらってたーそしてどこから来たのか、後ろから?カレーラスさんのCDを持ったおじさんがステージの下に来てCDをヒラヒラ。その後ペンもヒラヒラさせてサインを迫っててね。カレーラスさんも最初は両手を肩にあげる仕草で「それはちょっと」という素振りだったけど、その後サッとサインしてあげてたわ
それを見た他の方もステージの下に何人か来ちゃって、お子様も2人来ちゃって。そのお子様は手のひらタッチを、他の方は肘タッチのような事をされてた。
私もカレーラスさんが目の前な距離だったので握手して欲しいと思ったけど、なんとなくこの光景を見守って?若干の無法地帯ぶりに別に腹も立たず、ただ気持ちは温かく、そしてとってもハッピーだったわ そのくらい素晴らしい公演だったのよ
しばらくして係の方がステージの下に来て、人がステージに近寄らないようにしてたけどね。。。
いやー、ほんとうにすごいリサイタルだった。盛り上がったなー。
休憩20分含め約2時間の公演だったけど、3時間くらい居たような充実感があったわ 実際に時間を見間違えて「3時間かかったんだー」と思ってしまったし(^^;)
帰りも会場から出てこられた方々が口々に「すごかったなー」とか「盛り上がったなー」とか言い合ってたね。
いやー、ほんと、これはめちゃくちゃ来て良かったわ。
カレーラスさんご自愛されて、今度は是非岡山シンフォニーホールか岡山に新しく出来るホールに来て欲しいものです。