晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【日常】 いと暑き日、東の釣殿に出でたまひて涼みたまふ。

2013年07月14日 | 日記
 私のささやかな日常。

暑い日が続いていますが
みなさまにはお変わりありませんか。

2013年7月12日、
毎日新聞朝刊の余禄にこんな記事が掲載されていました。

 ※毎日新聞 2013年07月12日 02時00分
 余録:とても暑い日、池に面した東の釣殿に…
 ⇒ http://mainichi.jp/opinion/news/20130712k0000m070115000c.html

余録の冒頭部分は
『源氏物語』<常夏>において
光源氏と夕霧たちが釣殿で涼んでいる場面です。

桂川から献上された鮎や
近くの川の鰍(かじか)を
光源氏たちの前で調理させています。

光源氏たちは、お酒を飲みながら
氷水(ひみず=氷をとかした水)を取り寄せて
水飯(すいはん=炊いたご飯や干し飯に冷水をかけたもの)を
それぞれ食べて過ごしたのでした。

涼しそうな光景が目に浮かびますね。


京都市下京区にある風俗博物館で2003年に
この「釣殿の涼み」の場面が展示されていたことがありました。

2003年当時に撮った写真を掲載します。
気持ちだけでも涼しくなりますように。


釣殿にて涼んでいる様子。
池には蓮の花が咲いています。


くつろいだ姿の光源氏。


魚を調理しているところ。

 

 ※風俗博物館 公式サイト
 ⇒ http://www.iz2.or.jp/


 上記リンク先の新聞記事で紹介されている本
平安の気象予報士 紫式部-『源氏物語』に隠された天気の科学 (講談社プラスアルファ新書)」も読みたいです。






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