晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【日常】 京都 時雨殿にて「百人一首の時代の装束着装体験」をしてきました♪

2014年12月09日 | 日記
 11月の京都旅行でのこと。

京都市右京区にある、
小倉百人一首の殿堂 時雨殿にて
「百人一首の時代の装束着装体験」をしました。

 ※時雨殿 公式サイト
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/info/001933.html


2014年12月現在、時雨殿2階では
「百人一首の時代の装束着装体験」と題した
有料・事前予約制の体験コーナーが設けられています。

 1、袿
 2、女官朝服
 3、狩衣
 4、文官朝服

この4つの中から選ぶことができます。
子ども向けの衣裳も用意されているそうです。



今回、私が体験したのは奈良時代の女官朝服



屏風を背景に。




領巾(ひれ)<比礼(ひれ)>を振るってこんな感じですやろか。



座ってみたところ。
床に広がる裙(も)<裳(も)>が素敵でした。

※裙(も)<裳(も)>は巻きスカートのようになっています。




背子(はいし・からぎぬ)の文様も素敵♪



御帳台(みちょうだい)に入ることも可能です。



奈良時代の女官朝服と
平安中期に成立した女房装束<十二単>とを
比較するのもおもしろいかも。


ベストのような形をした背子(はいし・からぎぬ)が
唐衣(からぎぬ)へと変化。

巻きスカートのようだった裙(も)が
後ろだけを覆う裳(も)へと変化しました。

どのように変わっていったのか気になるところです。





 ご参考までに。

当方のwebサイト「平安時代好きの京都旅行記」内に
奈良時代と平安時代の比較というページを作成しています。

よろしければこちらもご覧くださいませ。






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