晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

京都御所で展示されていた実物大束帯姿人形

2009年05月13日 | 日記
2009年春季京都御所特別公開で撮影した束帯姿と十二単姿のお人形です。
今回は束帯編。



京都御所の皇后宮常御殿にて。





束帯姿。
貫禄がありますね~。




下襲の裾(したがさねのきょ)を長く引きずっています。

以前から思っていたのですが、袍(ほう)の襴(らん)の左右についている蟻先(ありさき)の存在の意味ってなんなのでしょう?


※蟻先=襴(らん)の両脇の張り出した部分のこと。左右にぶら下がっている布地の部分です。




 web拍手をありがとうございました。

下のリンクをぽちっと押すだけです☆ メッセージも送信可能です。

web拍手を送る

HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「紫式部日記」 山本淳子 編

2009年05月11日 | 本・漫画
角川ソフィア文庫ビキナーズクラッシックシリーズは、古典文学作品の“読みどころ”を部分的に抽出して現代語訳と原文と解説、コラムで構成されたシリーズ本です。

私は「源氏物語」「枕草子」「平家物語」をそれぞれ持っています。

山本淳子先生による「紫式部日記」が発売されると知り、これは読みたい!読まなくては!と思い購入。






読みやすい現代語訳と原文を照らし合わせて読むことで、紫式部の人物像の輪郭が見えてきそうな本です。
最初は引っ込み思案だった紫式部がキャリアウーマンとして自信をもっていった過程をおもしろく思いました。

紫式部の観察眼はただものではないと感じます。
身近にこんな人がいたら、正直コワイです。(笑)

また須貝稔さんによる「紫式部日記絵巻」の模写絵が素敵でした。
(須貝稔さんといえば、「源氏物語図典」の絵を担当された方です

やっぱり私、山本淳子先生の人物を見る視点や解釈が好みです。
すーっと読める馴染みやすい本でした。

昨年秋に山本淳子先生のご講演を拝聴し、少しだけ先生とお話させていただきました。
大感激でございました。
また直接ご講演を拝聴できる機会があるといいなと願っています。



 山本淳子先生の著書オススメ本。









 web拍手をありがとうございました。

下のリンクをぽちっと押すだけです☆ メッセージも送信可能です。

web拍手を送る

HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都御所で展示されていた実物大十二単人形

2009年05月09日 | 日記
京都御所特別公開で撮影した十二単のお人形です。
最も撮影しやすかったお人形でもありました。
お隣に並んでいた束帯姿のお人形は後日また。

ほかに展示されていたお人形は撮影するのに遠くて困りました・・・。




単(ひとえ)・五衣(いつつぎぬ)・打衣(うちぎぬ)・表着(うわぎ)・裳(も)・唐衣(からぎぬ)という構成です。
濃色(こきいろ)の袴をはいています。




当たり前ですが英語でも「Junihitoe」なんですね。




やや後方から撮影。
唐衣を裳に着込めていません。

近代の着付けの場合、唐衣は裳に着込めてしまうと思っていたのでなんとなく意外な気がしました。


※参考までに。
唐衣を裳に着込めたらこんな感じ。(中の人は私です。)






 web拍手をありがとうございました。

下のリンクをぽちっと押すだけです☆ メッセージも送信可能です。

web拍手を送る

HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋月

2009年05月07日 | 日記
今日は早起きして郵便局へ。
GWボケなのか、振替用紙を2枚書き間違えました。
3度目の正直でやっと振り込めました。

あああああ。なんだかむかつく。(笑)


その後、母とドライブへ。

福岡県朝倉市の秋月に遊びにいきました。
私にとっては初めて訪ねる秋月。

秋月郷土館には名画が多くてびっくりしました。
上村松園さんの絵に会えるとは思いもよらず嬉しかったです。

新緑が綺麗でのんびり散策♪
写真はあまり撮っていませんが、後日ちょびっとブログに載せるかもです。


帰りは車を運転する母が道を間違え、「地図を見て~」と地図を渡されました。

地図を広げると・・・・・・・・



九州全体の地図なんですけど?
こんな山の中の道なんて地図に載っていませんけれども?


私の天然ボケボケ具合は、母の血が濃い気がします。

道路標識を見るたびに「あっちのような気がする!」という野性の勘を働かせ、無事に帰宅できました。

珍道中にほどよく疲れましたが楽しかったです。
知らない道を走っていたとしても、県外に出ることはないでしょうからね♪

おやすみなさい~。


 源氏物語・紫式部関連イベントカレンダーに1件情報追加しています。



 web拍手をありがとうございました。

下のリンクをぽちっと押すだけです☆ メッセージも送信可能です。

web拍手を送る

HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お待ちしております。O(≧▽≦)O ワーイ♪ by福岡県民

2009年05月06日 | 日記
GWで大混雑!若者に人気の“イケメン仏像”阿修羅とは
2009年5月6日 東京ウォーカー⇒http://news.walkerplus.com/2009/0506/1/

東京で今、阿修羅像が熱いようです。
ただいま東京国立博物館で「国宝 阿修羅展」開催中。~6月7日(日)

私も数年前に一度だけ、奈良の興福寺で阿修羅像と対面しました。

“イケメン”というよりは、憂いを秘めたかのような怒っているかのような・・・青年期の心の揺れを表したような表情に釘付けでした。

東京での展示ののち、福岡県太宰府市にある九州国立博物館で「国宝 阿修羅展」開催です。
来福を指折り楽しみにしていますわ~。

※来福=福岡に来ること の意。

早く阿修羅に会いたいな


阿修羅像の展示に際して、光明皇后のことが語られていますが、光明皇后って名称はメジャーだったのね、と変なとこで納得してしまいました。
彼女は聖武天皇の皇后であり、藤原光明子(こうみょうし)または藤原安宿媛(あすかべひめ)の名前のほうが私には印象が強かったので。

藤原氏出身で初めて皇后になった人物であり、孝謙天皇(重祚して称徳天皇)の母でもある光明皇后はただものではないという感じがします。

藤原氏の傀儡ではなく、女傑だったのではないかなぁと。

ともあれ阿修羅像をはじめとした興福寺の宝物が福岡にやってくるのは喜ばしいことです。


九州国立博物館 「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」
期間: 7月14日(火)~9月27日(日)
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s16.html



*阿修羅というとCLAMPの漫画「聖伝」を思い出すのは私だけじゃないはずだ。


 web拍手をありがとうございました。

下のリンクをぽちっと押すだけです☆ メッセージも送信可能です。

web拍手を送る

HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする