仙台・ミュンヘン・レストラン総合研究所 

仙台(ドイツ・ミュンヘンも)安いレストラン・カフェ・居酒屋・食堂の、メニュー、価格、接客についての食べ歩きブログ。

「小中華郷土料理」、青葉区三条町で本格陝西省料理

2016-11-06 | 日本のレストラン(中華・台湾・食堂・ラーメン)

「小中華郷土料理(しょうちゅうかきょうどりょうり)」(仙台市青葉区三条町12-3-101)に行きました。
以前、お目当てのお店に行く途中で見つけ気になっていたのです。
東北福祉大学から徒歩5分程度と思います。駐車場は店舗すぐの信号近くに2台分ほどありました。


開店の11:30頃ちょっとすぎに入店したら「いらっしゃいませ~!」と明るく御挨拶です。
ご夫婦でしょうか、中国の方と思われ、おいしい中華料理が食べられると期待が高まります。

  
メニューは多いので、食べログのfreimannのレビュー
に載せました。
メニューは大きな写真付きで、最初のページは郷土料理で、陝西省(せんせいしょう)のお料理が載っていました。
ここは、西安のある陝西省のお店なんですね!
一般的な中華料理店とは違い、醤油ラーメンや味噌ラーメンなどは無い点が、本格的なこだわりを感じます。
どれもおいしそうで迷って、やっと決まりました。


盐煎肉(エンセンロー)700円

スープと漬物付きです。


豚ばら肉、玉ねぎ、ピーマン、キャベツの、唐辛子のきいた辛口炒めです。回鍋肉とは違い、味噌系の味はしません。
コクがあってシャープな辛さでおいしかったです。


スープは、トマトと玉子入りで、ほのかな酸味がいい感じ。


漬物は、ごま油がきいたもやしのあえ物でした。


涼皮(リャンピー) 700円

スープと漬物付きです。
郷土料理のページにありました。


ワンタンのようにつるりとして、きしめんのように長い麺、千切りキュウリなどが、ちょっと辛めのタレで和えてあります。
すごくさっぱりした味で、するすると食べられました。
平たくて、歯ごたえのある油揚げのような食材も入っていたので、お店の方に聞いたら、「面筋(mian jin)」って言うんですって。
小麦粉を水で練って洗い流していき、後に残ったものを蒸すそうで、作るのに手間がかかるのだそうです。
味はまったくクセがなく、独特の食感が気に入りました。
お店の人に聞いていたら、隣の中国人のお客さんも説明してくださいました。
スープと漬物は、上のエンセンローと共通です。


肉夹馍(ロージャーモー)800円
 
郷土料理のページにありました。
お店のイチオシメニューで、店頭にも写真が貼ってあったので注文しました。
小麦粉で作った薄めで丸いパンを横半分に切り、醤油など煮こんだ豚肉をほぐしたものがたっぷりサンドされていました。
皮はパリッともちもちで、中の肉餡がジューシーでとてもおいしい。
肉餡の煮汁を吸った皮が、しっとりとした食感になってくるのもおいしかったです。

どれもおいしく、しかも本格的。
日本人に良く知られている一般的な中華料理店のメニューとは違うので、私はずっとワクワクしていました。
お店の方も親切で接客が良く、気分良く食事を楽しめました。
これからも陝西省の郷土料理を広めるように、お店を続けていってほしいです。また行きたいと思います。

営業時間は11:30~22:30、定休日は木曜ですが、2016年11月は月曜と木曜定休となります。


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