野分の後
2011-09-08 | 日記


山間部では、電気柵やネットなどで
厳重に囲いをしている農地が多い。
それだけ現実に鳥獣の被害が多く、
農家の切実さと必死さが伝わって来る。
それに比べ、案山子はユルい。
勿論それなりの効果があるから、田畑の中に
立てられてあるのだろうが、そこには
製作者の個性と遊び心が透けて見える。
鳥はどう見ているのか知らないが、少なくとも
人間にとっては田圃の楽しい添景である。
モノによっては、立派なオブジェであり、
アートでもある。何より、こうして被写体に
なってくれるのがうれしい。
この二体は、かなりリアルだ。艶かしくて
大人の色香さえ漂ってくるではないか!?
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