一週間前に行ったときは、まだ緑の葉も多くついていたのに
先日行くと、もう大量の葉が地面に散り敷いていた。
太い腕を広げたように伸びる枝先は見事に赤く染まっていた。
午後3時、もう対岸の山の端に落ちようとする陽が一層その
鮮やかさを際立たせた。
一週間前に行ったとき、以前は誰も寄り付かなかったのに、
テレビで放映されてからポツポツ人が来るようになったと
近くのログハウスの関係者から聞いたが、この日も前後して
2台の車が上ってきた。でも観光地とは縁のない静かな世界だった。
Y
一週間前に行ったときは、まだ緑の葉も多くついていたのに
先日行くと、もう大量の葉が地面に散り敷いていた。
太い腕を広げたように伸びる枝先は見事に赤く染まっていた。
午後3時、もう対岸の山の端に落ちようとする陽が一層その
鮮やかさを際立たせた。
一週間前に行ったとき、以前は誰も寄り付かなかったのに、
テレビで放映されてからポツポツ人が来るようになったと
近くのログハウスの関係者から聞いたが、この日も前後して
2台の車が上ってきた。でも観光地とは縁のない静かな世界だった。
Y
初夏のころだったと思うけれど、
巨樹伝説のテレビをみて一度訪ねたことがありました。
大和の古今伝授の里の「奥の奥」という所です。
この道沿いは山影になるのが早くて晩秋から初冬にかけては
少し寂しさがあります。川向うにある「領家のもみじ」は
幸い時間的に陽射しが残っていておどろおどろした影や
散り敷かれた多量のもみじ葉のかしゃかしゃという音がありました。
このもみじ・・実は領家の墓所に植えられていたものでした。
江戸時代末期、落ちぶれた領家が贋金づくりに手を染めてお縄になったという伝説があり、
どれほど美しく輝くもみじであっても忌み嫌われて・・
誰一人として見ないといわれていました。
テレビの放映があったせいなのか、ちらほらと人が訪ねて来ていました。
見事な見事なそれは美しい「領家のもみじ」でした。
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