フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

窓辺 2

2012-02-29 | 日記


箱に入った人形と
古いショーケースの中の
小さな雛たち
時を経てきたものが
こうして丁寧に飾られている。
道具としては何の役にも
立たないものを、
こうして大事に扱う、
人間の心とは
不思議なものだ・・・
           Y
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4 コメント

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ほっと (t.a)
2012-03-01 21:23:32
何とほっとする写真でしょう。ここの住人の心が見えるようです。きれいに磨き込まれた窓枠に見えます。人形の表情もいいですね。
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時の集積 ()
2012-03-02 12:03:48
年のせいでもあるのでしょうが、長い時間を経たものの美しさに惹かれます。地味で目立たないが時を重ねることによってにじみ出てくるもの、それがほっとする気持ちに繋がるのだと思います。人の命には限りがあるけれど、ものは丁寧に扱えば半永久にに存在する。その意味ではものの方が強いのですね。
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無駄の重要性 (J)
2012-03-02 12:33:03
人が100人いれば100通りの価値観があるのでしょうが、効率や機能ばかりを追求する精神にはこうした意識は芽生えないでしょうね。
一見無駄なことも重要ということでしょうか。
そんな思いを喚起してくれる写真です。
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Unknown ()
2012-03-02 15:25:32
人間は効率や機能を追い求める側面とそれとは対極にあるものに熱を上げるという二面性を持った生き物です。人間が創り出した文化というものは、ほとんどがその「無駄」なものから生まれています。芸術はその典型です。そして文化なくして人間らしい生活は成り立たないのです。
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