金沢の観光スポット体験レポート その281(No.454)
◇金沢茶の湯めぐり 2-7(金沢市立茶室めぐり)
金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は茶の湯と題して巡ります。
■写真は入口
◇金沢市立茶室めぐり(7)松涛庵(しょうとうあん)
この建物は江戸時代末期、加賀藩13代藩主 前田斉泰(文化8
年~明治17年/1811~1884)により、江戸根岸の隠居所「冨有
園」の居室として建築されたものです。天井や柱が紅殻塗り
であったことから「赤い間」と呼ばれていました。
その後、鎌倉の別邸への移築を経て、昭和11年(1936)前田
家16代利為(明治18年~昭和17年/1885~1942)により、独立
した数奇屋風の茶室として整備され「松涛庵」と命名された。
■写真は手水鉢
昭和54年(1979)金沢市内に移築され、平成13年(2001)金
沢市が取得したもので、江戸時代末の風情を今に残す貴重な
建造物であり、今回の移築にあたっては、この雰囲気を伝え
ることに努めるとともに、新たに椅子点前による立礼席と水
屋などを増築しています。
・見学時間: 9:00~17:00
・休館: 月曜・年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)
■写真は立礼茶室
■写真は茶室
■写真は抹茶・お菓子
写真は2013.5.4撮影
■写真は松涛庵地図
■写真は茶室(2013.12.22撮影)
■写真は庭(2013.12.22撮影)