
加賀藩ゆかりの地を訪ねる(No.511)
◇富山県南砺市井波街並み③ 浄蓮寺
今回は金沢ボランティアガイド「まいどさん」の同期生
グループ「よるまっし16会」で加賀藩のゆかりの地南
砺市の井波、五箇山を訪ねた。
◇浄土宗浄蓮寺
浄蓮寺境内に、そっとたたずむ翁塚と黒髪庵。芭蕉の門
弟だった瑞泉寺11代の浪化上人が、芭蕉の墓から小石
3個を持ち帰り、浄蓮寺の境内に塚を建てました。その
2年後には芭蕉の遺髪も納められたといいます。この塚
を翁塚と言い、表面に「翁塚」の二字が刻まれています。
翁塚は、伊賀上野の故郷塚、義仲寺の本廟とともに芭蕉
三塚とされている。
黒髪庵は加賀、越中、能登の三国に住む俳人数百名が寄
進を行い、建てられた小さな庵です。風情ある茅葺きの
芭蕉堂や浪化の句碑もあり、俳句の会や茶会が催されて
います。
■写真は浄蓮寺山門

■写真は浄蓮寺本堂

■写真は浄蓮寺本堂の彫刻

明治15年(1882年)には町の俳人たちによって芭蕉堂が
建てられ堂内に芭蕉像が安置されました。
■写真は山門横の芭蕉堂

■写真は翁塚

井波は「信仰と彫刻の町」というだけあって彫刻三昧で
した。熱心にご案内頂いたボランティアガイドの井波観
光ガイド「井波の風」の名札ケースまで干支の彫刻!作
ると1万円位とのこと。
■写真は「井波の風」の名札ケース
(完 撮影2014.10.11)