植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

兼六園 橋巡り ③明治記念之標前の石橋、花見橋、山崎山下の土橋

2018-12-13 04:10:57 | 日記


金沢の観光スポットレポート その1005(No.1444)

◇兼六園 橋巡り ③明治記念之標前の石橋、花見橋、山崎山下の土橋

兼六園内(金澤神社含む)には大小40箇所の橋があります。その中で橋名がついているのが12箇所(2018年12月現在私が知っている個数)あります。今回は名前のついている橋にプラスして巡ってみます。

兼六園は高台にありながら、辰巳用水を引き込み、曲水や池、滝に注がれ、意匠を凝らした橋が架かり、周辺の風景ともよく馴染み四季を通して楽しませてくれます。



7)明治記念之標前の石橋

この橋は、明治13年(1880)に建てられた明治紀念之標前の石橋で、赤戸室石の反り石を13枚揃えて架けた重厚な橋で石野伊左衛門が作り、欄干(越前笏谷石)に施されたナンダバツナンダ龍の透彫りは、神社の狛犬製作で知られる明治の名工福島伊之助作といわれています。





■写真は明治記念之標前の石橋



8)花見橋

擬宝珠(ぎぼうし)の欄干がある木橋。橋から見る花の眺めがすばらしいことから、この名前がつきました。花の季節になると、緩やかに流れる曲水に沿って、桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇り、多くの人を魅了します。夏の緑陰、秋の紅葉、冬の雪景も見逃せません。







■写真は花見橋



9)山崎山下の土橋

山崎山の麓、辰巳用水の取り入れ口の直ぐ下にあり、橋は曲水に対し斜めに架けられています。橋脚は水の流れに添った石の菱柱で、石の橋桁の上に丸太が並べられ土で覆われた土橋風の石橋です。架橋は文政2年(1819)から5年(1822)頃といわれています。





■写真は山崎山下の土橋

参考資料:市民が見つける金沢再発見の会ページ

(つづく)