いしかわの観光スポットレポート(No.1958)
◇兼六園の梅2021-② アオジク、シロカガ、コウメ、オウシュク
梅林の歴史
兼六園の梅林は、藩政時代には竹沢御殿や馬場などがあった跡で、明治には長谷川準也(第2代金沢市長)の屋敷となった。戦後は兼六園広場として野外催事に使用された後、昭和43(1968)年明治百年記念事業として「兼六園梅林」が造営された。ところが、長年の放置と踏圧された荒地に植えられた梅株は育ちが悪く、昭和48(1973)年改めて樹間に深溝を掘り、堆肥を補い、高く盛土して勢いを再生させた。
5)アオジク(青軸)
満開時期:2月下旬
青軸性、一重、中輪。若い枝と萼は緑色。
■写真はアオジク
6)シロカガ(白加賀)
満開時期:2月下旬
野梅性、一重、中・大輪。江戸時代からの歴史ある実梅。現在は群馬県を中心とした関東での実梅としての栽培が多い。花も美しく観賞用として楽しめ、香りもいい。
■写真はシロカガ
7)コウメ(小梅)
満開時期:3月上旬
野梅性、一重、小輪。
■写真はコウメ
8)オウシュク(鶯宿)
満開時期:3月上旬
野梅性、一重、中輪。果実は固いのでジュースに最適。
■写真はオウシュク
(つづく)
ユーチューブ金沢のツボ「兼六園の梅2020 」Vol 1
ユーチューブ金沢のツボ「兼六園の梅2020 」Vol 2