寺野東遺跡からの帰り道、ちょっと遠回りをして、米沢市上杉博物館へ。
特別展“置賜の山岳信仰”を見学するためです。
公益財団法人農村文化研究所が所蔵、米沢市が管理する、山形県置賜地方の山岳登拝に使用された民俗資料は、『置賜の登拝習俗用具及び行屋』として国重要有形民俗文化財として指定されていますが、そのお蔵出し展示です。
山岳信仰というと、とかく観念的な展示に陥りがちで、人々が山と実際にどのように向き合っていたのか、なかなか実感しにくいもの。
ただ、この展示では、山形県置賜地域の人々が、信仰する飯豊山や出羽三山に登拝した時に、実際に使用したモノが展示されていて、そうしたモノを通して当時の人々の山に対する畏敬の念が伝わってきました。
例えば、山に登る人は食事と睡眠はこの行屋(ぎょうや)と呼ばれる小さな小屋で済ませ、なるべく心身を浄らかな状態に保っていたといいます。
山に限らず、自然への畏怖をとかく忘れがち。
ですが、自然の中で生きている以上、やはりそうした感覚は持ち続けていた方が、結局、自然と上手く付き合っていけるのかもと思わせてくれました。
今月いっぱいの開催です。
博物館の庭には、写真の行屋が移設されていて、こちら自由に見学できます。
新そばを食べに行くついでにいかがでしょうか^_^
特別展“置賜の山岳信仰”を見学するためです。
公益財団法人農村文化研究所が所蔵、米沢市が管理する、山形県置賜地方の山岳登拝に使用された民俗資料は、『置賜の登拝習俗用具及び行屋』として国重要有形民俗文化財として指定されていますが、そのお蔵出し展示です。
山岳信仰というと、とかく観念的な展示に陥りがちで、人々が山と実際にどのように向き合っていたのか、なかなか実感しにくいもの。
ただ、この展示では、山形県置賜地域の人々が、信仰する飯豊山や出羽三山に登拝した時に、実際に使用したモノが展示されていて、そうしたモノを通して当時の人々の山に対する畏敬の念が伝わってきました。
例えば、山に登る人は食事と睡眠はこの行屋(ぎょうや)と呼ばれる小さな小屋で済ませ、なるべく心身を浄らかな状態に保っていたといいます。
山に限らず、自然への畏怖をとかく忘れがち。
ですが、自然の中で生きている以上、やはりそうした感覚は持ち続けていた方が、結局、自然と上手く付き合っていけるのかもと思わせてくれました。
今月いっぱいの開催です。
博物館の庭には、写真の行屋が移設されていて、こちら自由に見学できます。
新そばを食べに行くついでにいかがでしょうか^_^