かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

旧武官府の鉄扉~『岩手の戦争遺跡をあるく』を歩く その4

2016年01月21日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
“かまいし冬の味覚まつり”を堪能した後は・・・・



会場隣の釜石市郷土資料館へ。

ここは釜石の歴史を実物で勉強できる場所。

例えば・・・・



地元の人は『武官府』と呼んでいた、かつて釜石漁協が倉庫として使っていた建物の扉。

じつはこの建物、戦前は旧海軍の弾薬庫としても使用されていたようです。

ですので、壁の厚さは50cmもあり、扉は鉄製。

取り壊しも計画されていたようですが、厚い壁で費用がかかりすぎるということで、そのまま使われなかったようです。

がしかし、東北地方太平洋沖地震に伴う津波で被害のため取り壊されています(10年前の様子はコチラ

つまり、この鉄の扉は戦災と震災の2つの大きな災害の証人なのです。

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