かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

もっと見たい!

2013年06月17日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
岩手県立美術館の開館は2001年。

kaneurikichiji が岩手に戻って来たのは、その翌年。

それから10年ちょっと。

その間、岩手県立美術館に行ったのはこれで2度目。

近くなのですが、なかなか足が向きませんでした。

でも、若沖を見た後、2階の常設展に行って、もっと足を運ぼうと思いました。

それは、舟越保武のこの作品を見たから。



kaneurikichiji が生まれた翌年の作品で、『原の城』(げんのじょう)というもの。

これは島原の乱に参加した兵士で、英語表記だとHara-no-Jo(Christian Samurai)。

解説はここを見ていただきたいのですが、ここ数年、長者ヶ原廃寺跡という寺院遺跡を調査・研究していたためか、人と信仰との関係に非常に興味を持つようになりました。

この作品には、信仰そのものと、信仰に命を賭す人のあり方を垣間見たような気がします。

舟越の作品は他にも多く、これからは展示替えの度に訪れようと思っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「若沖が来てくれました」に... | トップ | 作品名「岩手山Iwate-san」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旧ブログ記事(文化財関係)」カテゴリの最新記事