トレッキング→よ市というのが、土曜のkaneurikichiji の過ごし方。
ですが、今年は天気が悪かったり、用事があったりとなかなか毎週山に行けてません。
金曜、夜の天気予報は岩手は快晴。
で、今月はまだ岩手山に登ってません(今年は一応10月までは毎月一度は登ることにしています)。
というわけで岩手山に向かったのですが・・・・。
山頂には雲が。
まぁ、午後から予報だったので、山頂に着く頃には晴れるだろうと、出発。
が、雲はいっこうにとれず・・・
7合目あたりはもう紅葉が始まってましたが、雲の中。
山頂の雲もだんだん厚みを増していきます。
台風並みの強風の中苦労して山頂に来ましたが、当然視界はゼロ。
kaneurikichiji は晴れ男なのですが、こと岩手山に限れると、晴れるのは四回登って一度ぐらい。
でも、新しい山名の標識を初めて見られたからよしとしましょう。
ですが、今年は天気が悪かったり、用事があったりとなかなか毎週山に行けてません。
金曜、夜の天気予報は岩手は快晴。
で、今月はまだ岩手山に登ってません(今年は一応10月までは毎月一度は登ることにしています)。
というわけで岩手山に向かったのですが・・・・。
山頂には雲が。
まぁ、午後から予報だったので、山頂に着く頃には晴れるだろうと、出発。
が、雲はいっこうにとれず・・・
7合目あたりはもう紅葉が始まってましたが、雲の中。
山頂の雲もだんだん厚みを増していきます。
台風並みの強風の中苦労して山頂に来ましたが、当然視界はゼロ。
kaneurikichiji は晴れ男なのですが、こと岩手山に限れると、晴れるのは四回登って一度ぐらい。
でも、新しい山名の標識を初めて見られたからよしとしましょう。
昨日、「漆が付着した1200年前の紙は土中に埋もれても腐らず」と記しましたが、本当です。
この土器は、とある所から出土した約1200年前に使われたもの。
内側に黒っぽく見えるのが漆です。
たぶん、1200年前とさほど状態は変わっていないと思われます。
この土器の側面の漆の状態から、赤矢印の高さまで漆が注がれていたことは確実です。
そして、漆は薄くまんべんなく塗られるので、いっぺんになくなることはありません。
少しずつ使われ、少しずつ減っていくのです。
ただ、漆は乾燥を嫌います。
ですので、それを防ぐために土器にためた漆の表面に紙をかぶせなければなりません。
野菜の煮物を作るときに、灰汁取りシートを使われる方がいらっしゃるかもしれませんが、同じようにして使います。
今と違って昔は、紙は貴重品ですから、反故紙すなわち文字が書かれた紙がふた紙として使われます。
文字が書かれたふた紙に漆が付着すれば、土中でも腐りません。
で、運良く発掘されれば、昔の文字が読めるというわけです。
これを漆紙文書(うるしがみもんじょ)といいます。
なかには「病気になったので、今日お休みします」なんて書かれた欠勤届も出土しています。
もっと知りたいあなた。
平川南著『よみがえる古代文書』(岩波新書)がオススメです。
この土器は、とある所から出土した約1200年前に使われたもの。
内側に黒っぽく見えるのが漆です。
たぶん、1200年前とさほど状態は変わっていないと思われます。
この土器の側面の漆の状態から、赤矢印の高さまで漆が注がれていたことは確実です。
そして、漆は薄くまんべんなく塗られるので、いっぺんになくなることはありません。
少しずつ使われ、少しずつ減っていくのです。
ただ、漆は乾燥を嫌います。
ですので、それを防ぐために土器にためた漆の表面に紙をかぶせなければなりません。
野菜の煮物を作るときに、灰汁取りシートを使われる方がいらっしゃるかもしれませんが、同じようにして使います。
今と違って昔は、紙は貴重品ですから、反故紙すなわち文字が書かれた紙がふた紙として使われます。
文字が書かれたふた紙に漆が付着すれば、土中でも腐りません。
で、運良く発掘されれば、昔の文字が読めるというわけです。
これを漆紙文書(うるしがみもんじょ)といいます。
なかには「病気になったので、今日お休みします」なんて書かれた欠勤届も出土しています。
もっと知りたいあなた。
平川南著『よみがえる古代文書』(岩波新書)がオススメです。
漆は紫外線には弱いですが、それを別にすれば、素晴らしく強い物質といえます。
どれくらいかというと、漆が付着した1200年前の紙は土中に埋もれても腐らず、そこに記された文字も読むことができるほど。
そんな漆ですから、大切なものを容れる器にも漆が塗られます。
例えば、以前訪れた名古屋の七寺の一切経。
ただの木の箱でなく、漆を塗ったものに収められています。
しかも漆を塗るだけでなく、絵も描かれます。
蒔絵です。
漆を塗った上から漆で文様を描き、乾く前に金粉や銀粉あるいは色をつけた漆の粉末を付着させ、磨いて仕上げたものを蒔絵といいますが、これはほぼ日本独自の技術といわれてい
ます。
漆がJAPANというのも、こうしたことが背景にあるのでしょう。
だからこれからは地元岩手の漆器をどんどん買って使おうと思います。
メイドインジャパンのJAPANがなくなったらシャレになりませんからね。
どれくらいかというと、漆が付着した1200年前の紙は土中に埋もれても腐らず、そこに記された文字も読むことができるほど。
そんな漆ですから、大切なものを容れる器にも漆が塗られます。
例えば、以前訪れた名古屋の七寺の一切経。
ただの木の箱でなく、漆を塗ったものに収められています。
しかも漆を塗るだけでなく、絵も描かれます。
蒔絵です。
漆を塗った上から漆で文様を描き、乾く前に金粉や銀粉あるいは色をつけた漆の粉末を付着させ、磨いて仕上げたものを蒔絵といいますが、これはほぼ日本独自の技術といわれてい
ます。
漆がJAPANというのも、こうしたことが背景にあるのでしょう。
だからこれからは地元岩手の漆器をどんどん買って使おうと思います。
メイドインジャパンのJAPANがなくなったらシャレになりませんからね。
JARAN といえば日本、ですが、もうひとつ『漆』という意味があります。
kaneurikichiji の住む岩手は、漆の生産量日本一。
もちろん、漆器づくりもさかん。
新しい箸が欲しくなったので、先日、浄法寺まで行ってきました。
ちょっと贅沢して、一膳、英世さん3人分と少しのものを購入。
でも、毎日使うものですし、いいものだとよりおいしくいただけますし。
で、他にも見て回っていて気に入ったのがあり、つい衝動買いをしてしまいました。
ごくごくシンプルなおわん。
さっそく使いましたが、口当たりもよく、変な匂いもつかないので、いただくものの味がよくわかります。
食事が楽しくなること間違いなしです。
kaneurikichiji の住む岩手は、漆の生産量日本一。
もちろん、漆器づくりもさかん。
新しい箸が欲しくなったので、先日、浄法寺まで行ってきました。
ちょっと贅沢して、一膳、英世さん3人分と少しのものを購入。
でも、毎日使うものですし、いいものだとよりおいしくいただけますし。
で、他にも見て回っていて気に入ったのがあり、つい衝動買いをしてしまいました。
ごくごくシンプルなおわん。
さっそく使いましたが、口当たりもよく、変な匂いもつかないので、いただくものの味がよくわかります。
食事が楽しくなること間違いなしです。