名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には入館者数の制限、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の満潮時間 7時48分 潮位227cm
今日の干潮時間14時32分 潮位 51cm
九州や岐阜などで大雨による大きな被害が出ているとのことですね。
昨日は名古屋市にも大雨・洪水警報が出ていました。
朝方の風雨がものすごかったものの、お昼頃からは青空が見える時間もありましたが、庄内川河口は終日、濁った水が勢いよく流れていました。
そして、水だけでなく、流木やペットボトルなど、様々なものが野鳥観察館の目の前を通過し、海の方へと流れていっていました。
流れてきて漂着した木にとまっていたミサゴ↓。魚を食べていました。後ろにはたくさんのごみが流れていました。
ただ、この流木はまた流されて行ったようで、今日の朝にはなくなっていました。ちょっと残念です。
護岸で狩りをしていたササゴイ↓。
水は濁っていたはずですが、次々と魚を捕えていました。
一方、今日の昼間の藤前干潟は昨日より雨が降っている時間が長かったです。
しかし、稲永公園では雨の中でも草刈り後の草の除去作業が行われており、その作業が終わると、ムクドリの大群が餌を探しにやってきていました。
また、干潟ではコチドリ、ケリ、イソシギがそれぞれ複数羽、観察されました。
この近くで生まれて育った個体が、そろそろ干潟に出てきているのかもしれません。
【藤前干潟のライブカメラのご案内】
以前、野鳥観察館には藤前干潟(庄内川河口)を見られるライブカメラが設置されていたものの、その後撤去されていましたが、名古屋市環境局によって再び、ライブカメラが設置されました。(→過去のライブカメラの記事(2007年11月19日の日記)※この当時のライブカメラは今は見えません。)
館内での工事の様子↓。
2階にカメラがつきました↓。
このライブカメラはインターネットに繋がっていますので、インターネット環境があれば、おうちから藤前干潟(庄内川河口)を見ることができます!
↓こちらから見られます↓
※なごや環境大学のサイトにリンクもあります。→「なごや環境大学 おうちで楽しく環境学習」
ライブ映像からは野鳥の種類まではなかなか分からないかもしれませんが、梅雨でなかなか外出できない、または新型コロナウイルスで自粛を続けている方などにも、藤前干潟(庄内川河口)の風景を見てもらえると思います。
(※スタッフが持っているスマートフォンではうまく見られませんでした。インターネット環境によっては見られないことがあるかもしれません。)
今日観察できた主な野鳥 カワウ756、ササゴイ3、ダイサギ15、コサギ2、アオサギ24、マガモ13、カルガモ89、ホシハジロ2、キンクロハジロ1、スズガモ15、ミサゴ2、トビ1、コチドリ2、ダイゼン7、ケリ9、イソシギ5、ウミネコ61、コアジサシ3
明日の満潮時間 8時29分 潮位217cm
明日の干潮時間15時05分 潮位 66cm