これからお話することは、私事に過ぎない、実に他愛ない事です。
断る程のことでは、なかったかもしれませんね。
私のブログは個人的な話題ばかりで、何だか恥ずかしい~
過去の記事を読むと、社会的な問題にも、時々触れているのですが・・・・・・。
今も、関心は結構ある私です。
けれど、年を重ねると共に、知識不足が一層気になり、自分の言葉で語る自信がなくなってしまいました。
社会問題や、普遍的な事柄も取り上げて、もっと高尚な内容にしたいとの思いはあるのですが、なかなか・・・・・。
さて今日、私が今から取り上げる話題は、またまたプライベート色濃い娘の話。
母親の私が、わが目を疑うような驚きの出来事がありました。
多少大袈裟な表現になるかもしれませんが、笑って聞き流して下さいね。
単刀直入にお話すると、長女のMちゃんが、テレビに登場しました。
その番組を見る前日の事です。
Mちゃんから、
「もしかすると私がテレビに映るかもしれない」
との報告がありました。
「どんな風に映るのか分からないのだけれどね。恐らくちょこっと、出る程度だと思うわ」と。
「夜の~テレビ局のニュース番組だから、良かったら見てね」と。
「十時なんて時間は、もう私は床に就いて眠っているわよ。
そんな時間まで起きていられないから、録画にしておくわ」
と言って電話を切りました。
その時は、期待するほどのワクワク感など更々なくて、見落としたらそれまで、といった程度の受け止め方だったのです。
出ても、Mちゃんの働いている姿がちらっと画面に映る程度の事を、イメージしていた私です。
とはいえ、次女にも報告しました。
なぜなら、録画を頼みたかったから。
テレビをめったに観ない私は、その操作に自信が持てなくて・・・・・・。
録画したつもりが、し損ねていたらいけないと思いました。
その翌朝、ひと働きし、朝の家事を済ませた後に、おもむろにテレビをつけた私です。
心配は取り越し苦労だったようです。
録画画面が、そのニュース番組になりました。
その番組が開始して、間もなくの事。
娘が働く会社の商品のデモンストレーション会場が、そこで大きく取り上げられました。
その後、応接間らしき部屋に映像が変わりました。
或るニュース番組の、私も良く知っている男性のコメンテーターがそこに立っていました。
するとその部屋に、黒の短めのジャケット、白のパンツ姿の女性が入ってきました。
胸が大きく空いたインナーに、控えめな小粒のダイヤのペンダントのネックレス。
まさしく、その人は、私の娘のMちゃんでした。
予期もしない意外な展開に、私は只々驚き、その後は固唾を呑んで、じっと見ているのが精一杯。
挨拶を交わした後、腰かけた二人の対談になりました。
5~6分でしたでしょうか。
コメンテーターの質問に、Mちゃんは臆せず自然体のまま、実に落ち着いた丁寧な口調で、応えていました。
キャリアウーマンと言うより、楚々とした優しい女性といった雰囲気。
私が日頃、目にするMちゃんより、はるかに美しい素敵な女性に見えました。
いつもは、時には小言も言う、我が子に過ぎないMちゃんです。
社会での活躍の一端を、テレビで観ることになろうとは夢にも思っていませんでした。
テレビを見終わった後も、私はなんだか夢心地。
いつものMちゃんとテレビのMちゃんが結びつかない気分で、戸惑ってしまいました。
娘の話によると、コメンテーターの方は、とても感じがよくて話しやすかったとのこと。
実際は、一時間近く談話した内容が編集され、7~8分の放映になったようです。
海外の社員と、テレビ会議をする場面も映り、Mちゃんが優しい通る声で、流暢な英語をしゃべっていました。
私は素直に感想を述べ、心から褒めてあげました。
「自然体の対応で、とても感じが良かったわよ。
会社の印象アップに、少しはなったのではないかしら。
いつものMちゃんより、はるかに美人に映っていたけれど、テレビ局の方がヘヤーやメイクを手直ししてくれたの?」
と訊きました。
「そんなことしていないわよ~」
と言って笑ったMちゃんです。
大学卒業後5~6年、銀行勤めをし、今の会社に転職した長女。
外資系のため、自由闊達な社風で、兼業主婦の立場の女性には働きやすい職場環境のようです。
そのため、私も安心して、それを見守ってきましたが、要職に就いてからの多忙さは、かなりの模様。
体を壊さなければよいのですが。
それが、心配でならない私です。
次女も似た転職をしています。
我が子が二人ともキャリアウーマンだと、母親はちょっと寂しい心境なんです。
いつ電話をかけても留守電の日が多く、すぐに話ができません。
私は、会社に電話をかけることはめったにありませんが、倒れるなどの緊急事態になった時、留守電だと、どうすればいいのでしょう。
どちらか一人でも専業主婦であったなら、余暇を一緒に愉しめてよかったのに、と思うことがよくあります。
私は子育て中、わが子が将来、仕事人間になることなど、夢にも思っていませんでした。
良妻賢母になり、幸せな家庭を築いてほしい、とそれだけを願い、育てた娘たちです。
既に時代の風潮でしたから、止むを得ないところがありましたが・・・・・・。
機会均等法が成立し間もなく、総合職で男性と変わらない職に、二人とも就きました。
私の人生の歩みとは全く異なります。
色々心配もし、複雑な気持ちなることも多々あるけれど、エールを送り温かく見守っていくしかありません。
旦那さまの看護と介助に忙しく、その後、思いがけない不幸で 諸事に追われ、しばらく協力が何もできていない私ですが。
すべてが一段落すれば、以前のようにいろいろ力になってあげられることでしょう。
先日は、ママに代わって次女の息子のK君の学校の行事に参加してきました。
昨日も、次女宅でK君の帰宅を迎えました。
この話題は、またそのうちに何時か、記事にさせて頂きますね。
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように