毎年訪れるお盆。
亡くなったご先祖様が戻ってくる日、と言われています。
ではその日々を、真心を込めて過ごしているか、と自問自答すると・・・。
とんでもない。
後悔することばかりです。
心情的には、夫や両親が我が家に久しぶりに戻り、寛いでくれている。
いつも以上に良き時間を過ごさなければ、と思うのだけれど。
そんな暮らし方とは、とても言えません。
体調が今一つだと、だらだらと過ごす事も多くて。
せめても私ができることは、お盆用の精霊棚をきちんと整え、お坊様を我が家にお迎えすること、
お寺さんのお盆の行事に参加すること。
お墓参りをする事。
子供たちの都合がつく時は、我が家に迎えて、夫や両親に喜んでもらうこと。
心がけていることは、その程度です。
ひじきずし・やわら青じそつくね・夏野菜の揚げ煮びたし・あさりと小松菜・冷ややっこ
蓼科から戻った次女家族を翌々日の16日夕食に招きました。
夫と両家の両親のお位牌もそばに置いて。
ご先祖様と一緒に楽しんだ夕餉との思いになれました。
娘たちは二人とも、管理職の身で働くバリバリのキャリアウーマンです。
めったにない、長いお盆休みは、家族旅行などして思い切り愉しんで、寛ぎたい。
その気持ちは十分理解できる私。
このお盆休みも、長女家族、次女家族とも、別天地で、良き休暇を愉しみました。
次女家族は、蓼科にある義父母様の別荘で四日間のバケーション。
長女家族は、台風情報が頻繁に流れる悪天候の時、ヨーロッパへと旅立ちました。
行き先は、ハンガリーとウイーン、そして一番の愉しみはクロアチア観光のようでした。
幸せな若夫婦家族を見守っているだけで、私は、母親としてのこの上ない幸福感に浸れます。
亡き夫も、孫たちをとても可愛がった母も、私と同様の思いでいるに違いありません。
お盆に、家族が揃って、ご先祖様を迎えられないのは、ちょっぴり心苦しい気もするけれど。
これも一つの幸せな過ごし方、と思っています。
忙しい合間を縫って、別々の日でしたが、我が家にも訪れてくれた娘達です
打って変わって、私は相変わらず行動範囲の実に狭い暮らしですが、何と言っても、我が家が一番好き。
体調を慮りながら、お気に入りの空間に身を置いて、のんびりマイペースで好きなことをして過ごすとき、至上の喜びに浸れます。
ですから、このライフスタイルは今後も変わりそうにありません。
脚を痛めて以来、もう怖くて無理ができなくなってしまった私ですが、
郷里の広島までお墓参りに行くことだけは、夫亡き後、欠かしたことがありません。
明日からはお寺さんのお盆行事と墓参旅行のお話をさせていただきます。
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ありがとうございました。
花のように泉のように