今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

大切な時計

2022-06-09 07:08:14 | 人生

時計は、私たちの暮らしにとっては、掛け替えのない大切な物。

この思いは、どなたもが、変わりなく抱く気持ちではなかったでしょうか。

人生で、時ほど貴重な物はない。

その貴重な時間を刻んでくれるのが、時計ですから。

 

マイホーム新築当時からある我が家の柱時計

 

ところが今のご時世では、スマホの時刻を見て過ごす方たちがいかに多いか。

私もその傾向があります

狂い無く正確に時を表示してくれますから、とても安心できますものね。

 

 

ここで、お話をお財布の紛失に気が付く前の、Fさんとの昼食のひと時に戻します。

その時、彼女の話題が、お嬢様が時計を購入される話になりました。

「実はAが、新しい時計を買いたいと言って、先日お店に連れていかれたの。

何とその価格がとんでもなく高い値で’(後で伺った話ですが、100万を超えた時計のようでした)私はびっくりしてしまって・・・。

もちろん、自分のお給料を充てるつもりのようだけど。

まだ小さい子供もいるのに。~さん、どう思う?」との彼女のお話。

余談ですが、彼女の一男二女のお子さんたち三人は、全員、早稲田大学を卒業し、社会人として活躍。

ご結婚もされています。

 

この話を聞き、すぐ私の頭にひらめいたのが、この度、お礼に差し上げた書物の事でした。

その本には次のような記述があります。

 

「一人の時間を楽しむお客様たちの手には、決まって、そのお客様らしい素敵な時計が優雅な時を刻んでいました。
「時計は大切な時間を刻むもの。素敵な針でカントされる人生は、きっと素敵な時間になると思わない?」。あるお客様が仰っていた言葉が、今も胸に残っています。
掛け替えのない時間を大切に、という願いを込めて選ばれた、特別な時計。この時計と共に過ごしてきた時間が、その方の雰囲気を作り上げているのだと思いました」

 

この内容には賛否両論あるでしょう。

今日の記事は優雅な物への憧れが割と強い、私の身の程しらずの内容ですので、適当に読み流してくださいね。

 

このお話を彼女にし、「掛け替えのない人生の時を刻んでくれる時計は、とても大切な物よ。

高価な時計を持つことは、決して無駄な買い物にはならない、と思うわ」と、私は話しました。

 

 

私は平凡なセイコーですが、その中では一番ランクが高い、クレドールシリーズの時計を身に付けています。

とは言っても、クレドールにも色々あって、私のは、恐らく一番低いランクの商品ですが。

電池切れで修理に出す度に、時計屋さんにはいつも褒められ、嬉しかった記憶があります。

 

その後のお出かけ時、私の大切な時のお守り役になってくれているこの時計。

はめる度に、今でも愛着はひとしおで・・・。

この時計を購入して良かった、としみじみ思います。

 

次女は、エルメス。

長女はカルティエの時計を愛用していますが・・・。

実は長女の時計は、義父母様が、最初の出産の後、お祝いとして贈って下さったもの。

その時、私は、「何て素敵なプレゼントをなさる義父母様たちなのでしょう」と感動し、感謝に堪えませんでした。

出産祝いと言えば、普通は、ベビー用品とかお祝い金をどなたも思いつくものではないでしょうか。

 

私はこの時、書物に書かれている内容と同じ気持ちを抱きました。

授かった子供と共に、掛け替えのない人生のひと時、ひと時を、この時計で大切に刻んでほしい。

義父母様が託されたそんな思いが。私に伝わってきました。

こんな素晴らしい贈り物は他にはないと、とてつもなく、私は感動したものです。

 

そう言えば、妹の所でも、姪の就職祝いに、カルテイエの時計を両家の祖父母様たちが贈ったそうです。

 

Fさんとお嬢様からの礼状
10歳以上年上の私に、一応敬意を表して下さっただけでしょう。
身に余る嬉しい言葉がありました。
私も、Fさんにいつも同じ思いでいます。

絵手紙は、Fさん以上に長いお付き合いの親友Kさんからです。
お人柄が良く似ていて、私が心から敬愛して止まない人達です。

腕時計がスマホの便利さにとって代わってしまうような世の中は、何だか味気ない。

そう思うのは私だけではないでしょう。

一刻千金。

私の年齢になると、時が人生で一番大切。

そんな思いをますます強くし、時計への愛着が増すこの頃です。

 

私がお贈りした本です

 

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