長女夫婦が訪れ、一緒に夕食を共にした日の事です。
次女からも夕方電話がありました。
この日は、夫婦で母校のアメフトの試合を観戦したようです。
そこから帰宅後の事。
「今からHさんと一緒に、ママの家の粗大ごみを取りに行くから」と。
何と用意周到な事でしょう。
私が処分するつもりで二階のプレールームと呼んでいるフリースペースに置いていた不用品。
それを次女はメモしていたらしく、粗大ごみ回収の申し込み手続きをすでに済ませての来訪でした。
アメフトの試合観戦後で疲れているでしょうに、その粗大ごみを夫婦で手際よく車に運んでくれました。
戸建て住宅では、門前にそれを置くと、結構人目に付き、嫌だなあ~と思っていましたが。
マンションですと、屋内にその様なスペースが設けられているらしく、目立たないので助かります。
孫達用の本棚は、娘のベッドの下の部分を二つ重ね、再利用しています。
未だ、夫の実家の古い仏壇、その他捨てたいものが色々ありますので、次女の手を借りて処分していこうと思っています。
仏壇は粗大ごみとはいかないので・・・
そんな扱い方をしたら罰が当たりますよね。
手放すための特別なルートがあるでしょうから、調べてみようと思っています。
紺色の風呂敷をかぶせたものが古い仏壇です。
次女の手を借りてのこの度の大物処理で、プレールームが随分すっきりしました。
この多目的スペースを私が作った時は、色々夢があったのですけれどね。
ここにイーゼルを置いて油絵を描きたい、とか。
孫が小さい時には遊び場として・・・
小さな児童図書室にして、近所の子供たちに利用してもらいたいとか。
孫の遊び場以外は、すべて夢に終わりました。
一時期でもそんな夢が描けた我が家のプレールームは、今でも私が大好きな空間です。
ところが、長女婿のHさんに何時か、「ここは無駄なスペースだなあ~と」言われたことがあります。
と、言いながら、いつか一時的な転居で、一部の荷物の置き場所が見当たらず困った時の事。
我が家のプレールームを利用した長女家です。
無駄ではなかったでしょ、と勝ち誇って言ったような、言わなかったような、(笑)
和室の座卓の対応は悩むところです。
私は物を買う時はとことん厳選して買い、それを数十年でも愛用する。
この方針を貫いてきたので、無駄なものは余りありませんが。
そうは言っても、残り少ない余生。
娘達が後で処分に苦労しないように、もっと少なくしていきたい。
そう思い、捨てるものは、まずプレールームに置く。
この場所だと目障りになりませんから。
防災用品も、最初はここに置くことも検討しましたが、家が傾いたりすると二階に上がるのも一苦労かもしれません。
ですから、目障りでも、一階の私が一日の大半を過ごす、ファミリールームの出入口近くに置きました。
どうか死ぬまでこれを利用する時が巡ってきませんように、とひたすら祈っています。